
という訳で親孝行の旅から実家へ帰り、昨日は地元で過ごしたが…
転勤前にエイトを購入してから、転勤するまでの約2年半。
当時は日勤職で、22時台に帰れるモンなら周りから「早えぇ!」と罵られ、あの頃は伊武雅刀が語ってた、午前0時の「ジェットストリーム」を聴きながらってのも、しょっちゅうな状況ながら…
大抵は少し遠回りで帰宅し、その際に適度に続くカーブが楽しくて通った、田んぼ脇の田舎道。
この数年、帰省して通るたびに感じるが…あの頃は、思いっ切り突っ込んでは、無理にハンドルこじって曲がってたなぁと。
シャシー性能が優れたエイトでは、それでも曲がってしまうからか…そんな走り方はダメだと、知識としては分かってたが、自分がそんな走りをしてるつもりは毛頭なかったのが、今となってはよく分かる。
転勤して、何が変わったのか。
こちらで再び夜勤に出戻って時間の余裕が増えたところに、一人暮らしとなって誰の目も気にせず、思いついてはブラッと外出するようになり…
住まいも街外れで、すぐに山道となる環境もあって、必然的に同じ道を何度も何度も走るようになり、いつしか知識で得たのとは違う自然に無意識に、無理をさせない曲がり方が、少しは身に付いたのかな…と感じる。
加えて、車のエキスパートな知人とも同じ居住地になり、デキてるんじゃないかってくらい行動を共にし、色々と運転の指摘を受けつつも、そんな方向性に間違いはないと確信できたのも、大きいか。
いま改めて、この道を通ってみると…もし、あの時と同じようにハードに攻め込んでも、ちっとも気持ちよくないだろうし、まぁここでは「速く走ろう」って訳じゃなかったけど、結果的に自分が思うほど速くもなかったんだろうなぁ。
あの頃で、すでに運転するようになって15年前後。
まぁ上手いヘタ・速い遅いはともかく、理屈くらいは分かってたつもりだったが、これ以降の「運転してから15~20数年」の間に、目に見えて変わったのは…
やっぱ同じ道を何度も…それもガムシャラに突っ込むばかりでも、単に漠然と走るんでもなく、意識しようと無意識だろうと、カッコよく言えば同じ事を繰り返すうち「車と対話しながら」、いちばん感じるスポットを把握できてきたのかな…と。
ついでに言えば曲がり方だけじゃなく、アクセルやブレーキ、クラッチの繋ぎやシフト操作なんかもね、この流れでだいぶ成長した気がする。
付けたいパーツが年間5つあるなら、うち2~3つ分はガソリン代や、タイヤ等々の消耗品代に掛けたほうが、もっと車との付き合いが楽しくなるし、もし速さを求めるにしても、きっとそのほうが速くなるんだろうと、あの頃の道を通って感じる帰省でした。
【オマケ】
旅続きで数日ぶりとなる定点観測だが…
おぉいよいよ、このへんもキタかな♪
ただ一連の旅で、一面まっかっかな風景を嫌というほど目に焼き付けたので、あまり感動を感じないなぁ (^^;)
Posted at 2012/11/13 12:12:31 | |
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