
福島から埼玉に引っ越し…
すなわち、引越しにからむ搬送などの用途もありユーロRで埼玉入りし、実家に置いてきたロドスタに乗らなくなって、3ヶ月近く。
すぐに、ロドスタ禁断症状に陥るだろうと思ってたが、意外にも現状で思いが募る事は少ない。
それには、しばらくは車に入れ込む余裕もなかったこと、目の前の事(ユーロR含む)で○ッパイだったこと、休日しか乗れなくなり車…とくに快適オープンエア~が「日常にあって当たり前」でもなくなったこと…などが思いつくか。
そして、そんな状況の今…自身の中でユーロRの存在感が、ますます増している。
まぁ単純に、それしか乗ってないって割合の問題もあるが、よくも悪くもロドスタはオープンである事を除いても、これでもかってくらい楽しさが「分かりやすい」車。
そして、やはり交互に乗ってはユーロRじゃ利便性を求めた故の妥協も、見え隠れしてきたのも本当のところ。
でも、そんな「比較対象」と離れて、じっくり1台と向き合ってみると、表面上だけではないユーロRの奥深さも、より鮮明に見えてくる。
実際そんな感覚は以前からあったけど、とくに現状になってからの変化の実感が、スタビ強化の欲求の有無。
過去、メイン車は2代にわたってスタビを強化し、満足してきた。
謳い文句は、足回りを固めなくてもロールを抑えるってモノだろうが、個人的には2車ともカーブの終端で、車体の姿勢が元に戻ろうとする際のバタツキが軽減され、いわゆるオンザレールの感覚で安定して走れた事が気に入ってた。
ただ装着に際して、ショップからは「おススメです!」なんて言葉は、あまり聞かなかったかな。
そしてユーロRにしても、地元ショップで考えている旨を伝えると、でもアンダー強くなるから自分は好まないと店主は言う。
なるほど…
そう言われて改めて考えると、自分が絶賛した過去の2車は共に、自身のコダワリで装着した純正形状バネの足回り。
そのうえで店主の言葉にハッとしたのは、その後エイトは初代アシの劣化により
人生初の車高調に換えたものの、やはり純正形状の懐深さに比べると違和感があり馴染めなかったが、もしコレが標準スタビのままだったら、どうだったんだろうと。
スタビは、あくまでサスのレートが心許ない分を補填するもので、サスだけでハードになると、さらにスタビまで強化しても悪影響が出てしまうものなのだろうか…?
そのうえでユーロRは、選択肢の無さから「仕方なく」、
アラゴスタの車高調にしているが、そもそも直巻きバネならではの走行性を求めてる訳でもないので、ソフトなペッティングのものをチョイス。
その分、やはり責めプレイの領域では純正形状と似た不安定感もあり、それが「ロドスタに比べ…」と妥協の思いにも繋がってたのかも。
その改善にはユーロRは車高調であっても、スタビ強化は有効な手段だろうと考え、折しも都会で有名店に行く機会もできた事から、改めて相談しようとも思ってた…最近まで。
でも現在、こうしてユーロRとだけジックリ向き合い、時には結構な責めを強いられてみると…
なんか気づけば、今まで感じてたような不満もなく当地でも、変態どもの責めにも耐えてた事に気づいた。
ふむ…ロドとの単純な良し悪しの比較じゃなく、頭で違いは分かってたつもりでも結局は、「分かりやすい楽しさ」に惑わされロドスタ寄りの走り方をして、結果的に不安定を感じてたのかもしれない。
それをユーロRだけに絞ってる状況のうえ、いちいち考えての事じゃなく、前に追いつき後ろから突かれないよう必死に走るうち、これも無意識のうちに「ユーロRの走らせ方」に、変わってったのかもしれないなぁ。
ロドスタのクイッと曲がる感覚は間違いなく快感だけど、ユーロRのロールでタイヤを押し付けながらヌイィ~ンと曲がる感じも、別の気持ちよさがある。
それも以前から感じてはいたが、気づけばその中にあった不満点も感じなくなり、ますます気持ちいい。
もう、なんでもかんでも社外品に交換すれば良いに決まってる!と喜ぶ年頃でもないし(笑)、現にもしかしたら強化スタビのせいかもしれない悪影響も感じた身、もうちっと早まらずに走らせ方を考慮しながら、現状の仕様を楽しんでみるか。
しかしまぁロドスタや…前車エイトにしてもだけど、その唯一無二な乗り味のせいで、他車の乗り方にすら影響を及ぼすのは、ほんと大きな功罪だよなぁ(笑)
Posted at 2020/05/30 20:58:50 | |
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