
小野町の市街を抜けて、紅葉スポットへと続く「酷道」な県道を進む。
いずれ、地元いわき市へ突入。
・・っても数年前まで、日本一の面積だった地の、「北西の端っこ」。
ここから、まだまだ道のりは長い。
しばし進むと、おあつらえ向きに駐車できるスペースを発見。
道中、まだまだ緑の占める割合が多い木々だったが、この辺はかなり赤い部分が増えている。
すぐ脇の川とのマッチングも、なかなか♪
その後も、道が狭いのもあろうが、所々で見受けられる紅葉や、今となっては風情すら感じる「汽車」のトンネルなどを見ながら、ゆっくりと・・・
いやホント、こんなに気持ちいい「ゆったりドライブ」なんて初めてだと思いつつ、時間をかけて地元へと近づいていく。
思ったより色づきが進んでた木々と、旬の時期にはこんな狭い道路が車で埋め尽くされるであろうのを考えると、あまり他車を気にせずノンビリ堪能できた事には満足しつつ・・・でもこうして目の当たりにすると、燃えるような見頃のこの界隈を、改めて見てみたいって思いも募る。
【写真】紅葉ロード
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ようやく、在住時から少しは馴染みのあった「小川町」に突入。
・・・途中、今まで見覚えのない、まるで高速インターのような立派なループ橋と、続く立体交差の大きな道路が。
行き先の看板には市内中心地の地名。
こりゃドコに繋がるんだろう・・・と興味津々だったが、この後の目的地へ行くには遠回りだったので、泣く泣くスルー。
ちなみに、その後にネット上の地図を見直しても、そんな道は載ってなく、ますます謎が深まる。
さて、市の北西から南下してきたが、次の目的地は市の南端にある、同級生の床屋。
上述のとおり大きな市、ここから高速に乗ってもバチは当たらないほど、まだまだ遠いが、前日記の通り被災証明がないので、そのまま下道で引き続き南下。
途中、僅かなれど渋滞にも巻き込まれながら、15時すぎに床屋到着。
転勤後も数回は、なんとか帰省に併せて通った床屋だが、いずれそれも厳しくなって以降ご無沙汰。
昨年、久々に帰省に併せて訪問し、今回は1年ぶりの再会。
アタシの転勤先に身内の方がいるとの事で、震災直後はこちらへ避難してきて、ガソリン入れられるトコはないか?と問い合わせがあったが、んなのコッチが知りて~よと返信したのも、今や懐かしい思い出と感じられる程度になったかな。
割と海から近く、壊滅的被害を受けた岩間町や、火力発電所の近辺でもあり心配したが、方向がよかったのか直接の被害はなかった模様。
もっとも近くの川(というか水路)では遡上した海水が溢れたようで、近くのスーパー店内は床が濡れたり、路上に魚があがったりしたとか。
散髪後も積もる話に華を咲かせ、店を出たのは18時すぎ (^^;)
思えば出発前に、カップラーメン1個を食ったきりなので空腹も絶頂。
今回は自家製天ぷらに加え、先週両親は会津を旅し、その際に立ち寄った親戚から米も貰ってきたとか。
会津の米めっちゃンマくて、久々に三杯もおかわりしてしまった (^^;)
・・・続く
Posted at 2011/10/31 22:41:16 | |
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