
さて、なかなか筆が進まず載せるタイミングを逸してしまったが…
先の祝日(敬老の日だっけ?)は、たまたまサイクル上の月曜休みが重なったため、いつものダムマニア栃木人と、前週の「夏休みで土曜休み」に続き、2週続けて…
というか4週間で3回目の、群馬方面ダム訪問へ(爆)
こっちのほうはダムが多くて、行くたびに「次はアソコへ」とキリがない (^^;)
まず今回は、まさに群馬のイチバン左下、長野・埼玉と県境を接する上野村の、上野ダムという所へ。
ここは、前週の群馬訪問のちょっと前にテレビで紹介されたのを見た、世界一の水力発電を担う場所の一つで、前週の道中でも話題にしたが、最後に行った幻の大仁田ダムとも「地図上は」割と近い事から、今回の訪問となったもの。
具体的には、県境を挟んだ長野側の南相木ダムとの、高低差を利用した水流で、超巨大なタービンを回して発電するらしい。
今回も10時すぎに栃木は佐野で合流し、彼のツアラーVで出発。
道中の高速では、カッコいいハコスカが!
ちょうど昼を回ったところで、前週も最後の訪問地からの帰路で立ち寄った「道の駅なんもく」で、どうせ近辺に何もないのは分かってるので(爆)、昼食に。
ソバなんかも惹かれるが、なかなか食えない「ノーマルなカレー」に惹かれ、アタシは自家製カレーに。
その後、前週通った道から外れ上野村へ進むが、いずれ「御巣鷹山」の看板が。
実は上記の水力発電はダム2ケ所の間、まさに御巣鷹山の地下500mに、設置されてるとか。
御巣鷹山…言わずと知れた、日航ジャンボ機が墜落した山。
もう30年近くに、なるのだろうか。
今年も8月には、墜落した日に合わせた慰霊祭がニュースで放送されてた。
…当時アタシは中学生で、すでに東京さ働ぎに出ていた兄貴が、向こうの友達を連れて帰省していた日だったので、盆からまりの時期だったのを覚えてる。
ずっとテレビにかじりつき、床に入っても、当時タイマーで寝入るまで聞いてたラジオでは、延々と搭乗者の名前を読み上げ続け…
翌朝、起きて居間に入った瞬間テレビに映る、一面の焼け野原に「JAL」と書かれた翼の一部だけが残ってる映像が、なんとも衝撃的だった。
さておき、いくつもの長く、そして登るわ曲がるわのトンネルを超えて、辿り着いたる上野ダム。
端っこに建つ管理事務所の、すぐ敷地向こうの山の斜面から、なんかガサガサとかキーキーッって聞こえると思ったら、なんと結構な数の猿が、人の気配を感じてか山の斜面を駆け上がるのが、木々の隙間から見えた。
今回も、放水あり。
下のほうにも、道や休憩スペース的なのが見え、下からダムを見上げられそうだけど、ずっと誰も足を踏み入れてないような、落ち葉の積もりようが気になる…
そんな訳でダム上を堪能したあと、さらに登った先にあるという、御巣鷹山の登山口まで、行ってみる事に。
途中、写真には撮れなかったが、かなり大きな変電設備があり…
どうやらこれが、世界最大の水力発電を、地上から垣間見れるところだったらしく、撮らなかったのを後悔。
こんな悪路を、極悪車高のツアラーVで走るのも、もうお手のもの…と思ったが。想像以上の悪路もあり、さすがに泣きが入りながらも進み…
登山口に到着。
慰霊碑には、ここから距離800m・標高差180mを登り進むらしい。
ここまでしか来られない、ご遺族や関係者の方もいるのだろうか、駐車場の片隅にも花が、たむけてあった。
このすぐ上で起きた惨事を噛み締め、合掌して退散する。
先の上野ダム上部を通り過ぎ、ダム下へ繋がりそうな道路へ入るが、やはり悪路を進んだ末に…
(爆!)
致し方なく引き返し、次は下久保ダムというところを目指すが…
続く。
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Posted at 2012/10/01 22:03:44 | |
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