私が子供のころの家族の車事情を紹介する「愛車紹介拡張版」、ずいぶん久しぶりだが前回の
初代アコードハッチバックの続きについて書くことにする。
初代アコードハッチバックはなかなか快適な車で車内は土禁仕様(今でもあるのだろうか・・・?)でお部屋感覚で寛げて私としては気に入っていたのだが、その頃の我が家の流儀に従って2年で次の車に替わった。次の車はアコードサルーン(この頃セダンをそう呼んだ)1800であった。このアコードサルーン、今から思えばかなり残念な車である。アコードが欧州の小型車に似たシンプルで合理的な設計を売りにしていたのに、それを典型的な「旦那仕様」にしてしまったのだから。まず、グリルを大きくして押し出しを強めたデザインにし、シンプル&クリーンなアコードのイメージを台無しにした。また、トレイ状のすっきりしたインパネのデザインは他社と同じような絶壁のようなデザインに変わり、インテリアカラーも当時の「旦那仕様」指定のワインレッドで統一された。ホンダとしてはシビックで獲得したカローラ、サニークラスの顧客に加え、ブルーバード、コロナクラスのユーザーにもアピールしたかったのだろう。そのために「コロナ、ブルーバードよりもゴージャスです」というホンダのイメージに似つかわしくない戦略をとったらしいのだ。
このアコードサルーンは段差を乗り越えたときにダッシュボードから「バキッ!」という大音響が聞こえたことが印象に残るくらいで、なんとなく影が薄い。
運転日報(デミ夫)
天候:曇り 後 雨
積算走行距離:29620キロ
走行条件:郊外一般道・山岳道・高速道
乗員:1名
Posted at 2009/11/01 22:57:28 | |
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