さて先日、オイル交換のため地元のディーラーを訪れた際、担当さんと最近新しくなったプレマシーの話題になったが・・・
新車紹介本にも解説されている、ハンドルのシャフト(?)にゴムのスペーサーみたいのをカマし、操作に対し「溜め」を作ってるような事についての説明が。
まぁミニバンゆえ、リアサスとのバランスも考慮され、乗り心地の確保というか・・・ようは運転手の操作に対し過敏に反応せず、同乗者が不快に感じないような演出なのだろうが、実はロドスタ等がベースのテスト車両に装着したところ、サーキットを走ってもタイムアップが図れて、以降はスポーツカーにも取り入れていく構想だとか。
将来、電気自動車が主流になれば、動力源としてのモーターはエンジン以上にサプライヤーの間口が広がり、自動車メーカーとして益々生き残りが厳しくなるって危機感から、マツダは今のうちからシャシーで専門メーカーとしての地位を築こうと、車体性能の向上には今まで以上に真摯に取り組んでるらしい。
思えばステア操作に関しては、逆にシャフトのブッシュをリジット化し、剛性をアップさせるようなパーツがあったような気がしたが・・・(タイプMの時に、付けたかった記憶が)。
むしろ上述のとおり、反応を鈍くする事でタイムにも貢献するとなると、たとえ走りに割り切る方向だとしても、そう何でもかんでもガチガチに、シャープにすればイイってもんじゃ、ないって事か。
感覚や好みに関する部分も大きいだろうから、一概には言えないんだろうけど、実際アタシなんぞはエイトとマーチを交互に乗ると、時にはエイトの動きがシャープすぎて戸惑う事も。
この辺は、運転のエキスパートである知人をマーチに乗せて、運転がウマくなったと絶賛されてから一転、エイト同乗で「荒い・雑」と、
こき下ろされた事にも繋がるのか・・・ (^^;)
しょせん操作は人がするもの、少しダルいくらいが良くも悪くも、ゴマカシがきくって事でも、あるのだろう (^^;)
でもまぁ
前にも書いた通り、単にバランスとか、コレで十分って事だけじゃなく、自分なりに走りの向上についても考えた上で、そうガチガチに仕上げてこなかったけど、メーカーでも走りに振るうえで そんな方向性を考えてるのを知ると、そんな思考も当たらずとも遠からずなのかなと、なんとなく嬉しくもなってくる(笑)
んま図らずも10万kmを超えて、飽きずに楽しく乗れるのも、まぁ難しいコトは抜きにして、そんな身の丈に合った状態を保っていられるのも、あるのかな・・・とも改めて思う、出来事でした。
Posted at 2010/07/27 23:49:20 | |
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