この記事は、
アルファディへはについて書いています。
先のパワー日記にも通じるが、長年かけて色んな経験をして、やっと「本当に自分が好きなコト」に気づく事・思い出す事もあるのだろう。
回り道はしても、こうやって好きな事に気づく…好きな事があるってのが、幸せなのだろうと思う。
…と書いたものの実は、そんなアタシはDIYは苦手 (^^;)
まぁ前車まではね、オーディオや電装類の取付、油脂類・ブレーキパッド等々の交換くらいは手を付けてたが…
でも、それは工賃を浮かす事、車の勉強になる事…いや、いま思うとそれより、車好きなら自分でイジらなきゃ「カッコ悪い」って気持ち故が、大きかった気がする。
まぁ大きな意味では「周り(他の車好き)の目を気にして…」と、いかにも小市民的 (^^;)
…そこに、「イジるのが楽しい」って気持ちは残念ながら、あまり思い出せない。
思い返せば幼少期から、プラモを作って汚く出来上がるより、最初から綺麗な完成品を持つほうが嬉しかった気も。
んま長ったらしく書いたけど、ようは「ぶきっちょ」なんですな (^^;)
ま、そんな「自分の程度」を心得てると共に…
アタシの中で大きな変革だったのは、前車で凝ってたオーディオの世界。
最初から地元の、まぁ専門店と呼ばれるトコロで施工してもらい、それでもDIYや量販店のポン付けとは別格だなぁと喜んでたが…
いずれ熱狂マニアと知り合い、彼の住む地の有名店に連れてってもらい…音診断でダメ出しを食らった (^^;)
店の主人は、「同じモノのまま、生まれ変わらせてやる」と豪語。
知人には、どうせ再施工するなら、モノも選びなおしたら?とも勧められたが、音質自体は気にいってたので、そのまま再施工してもらう事に。
イチから付けるならともかく、まずは地元専門店でガッチリと付けられた、デッドニング等々を剥がすのも手間で…いやマジでケーブル等の小物以外なにもモノは買わずに、ほぼ工賃だけで15万円!
裏を返せば、何もないトコに施工すりゃ良くなって当たり前だが、「今まで やってたコト」も「これから やるコト」も、そう代わり映えしない内容で、本当に良くなるのか疑問も感じながらの依頼だったが…
結果…たぶん「15万以上高い機械にに交換」するよりも、圧倒的に改善された。
いちおう頭では分かってた…より何倍も、取付技術の重要さを身をもって知った瞬間。
でまぁそんな意識でいるとね…ブレーキパッドやタイヤ組込み程度でも、DIYや普通の店と「ちゃんとした店」では、その後の乗り味も違う事に気づかされる。
イジリ作業には、それほど楽しみを見い出せなかった…
反面、まずます乗る事の楽しさは増していき、思えば昔のプラモ同様、「完成形」の出来栄えを重要視する事に。
当然、ポン付けのアクセサリ的なものや、外装の類など内容によっては、そりゃ自分で付けるのもいいだろうけど…
ま~これも歳と共に、手を加えようって部分も縮小し、今やイジる部分の大抵は、性能に直結する部分だけって事も、あるのだろうけど。
まぁプロ並のスキルがあるなら、それこそ工賃なんて勿体ないだろう。
作業する楽しさに価値があるなら、たとえ出来栄えがどうであっても、もちろん有意義であろう。
昔のCARBOYネタだが、作業を人任せにするなんて、「まるで自分の彼女を他人に…」って事なのだろうか(笑)
そしてアタシは上記のとおり、自分の程度を知った上で、自分にとって一番好きな乗り回す事=手を加えた「結果」こそ大事なので…
工賃を渋っても、それ以上に「モノ自体の良さを発揮できない」事こそ、勿体ないと思うのだろう。
ま…今は自分の望む部分の改善を冷静に考えられてるであろう事や、また車の素性にも助けられてるのか、「それほどイジらなくても満足」だからこそ、こんな事を思っていられるのかも、しれないが。
ついでに、店にもよるのだろうが 一個人なんかより圧倒的な情報量を有するプロの、自身で見て感じたモノや経験を元に頂いた意見が、雑誌やカタログの謳い文句なんかじゃない、自分の用途に合ったモノ選びやイジリ方などに役に立つことも。
車のエキスパートな、いつもの知人いわく、それでもセオリーを頑張って突き詰めてきたが、アタシの「プロの勧めに従った」イジリ方が意外で、しかし実際に乗せて彼にはツボだったらしく、悔しいやら訳が分からないやらで、かなり惑わす事にもなったらしい (^^;)
もちろん、だからって幾らでも値段を上乗せできるほどの、お大尽ではない。
アタシなりのポリシーは…
仮に10万の予算で工賃が3万なら、10万のモノを自分で付けるより…7万のモノを買い、しかるべきプロに3万で依頼したほうが、きっと幸せなんだと思う。
まぁ車ひとつにしても、自分が好きなようにヤルのが一番。
そこに他人の目や意見を気にすると、余計に面白くなくなってしまう…と、かつてそんな気持ちでDIYをしてた頃を思い出し、内容は正反対ながら身に染みる話であった。
そして今は、アタシはアタシ自身の拘りで
「自分ではイジらない!」と、胸を張って言える。
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Posted at
2012/05/03 21:01:24