ほぉまさに、
近年思ってる事が記事に。
それこそ自分が初代NAロドスタに乗るようになって、ますます確信を持っている近年の思いだが、でも多分ロドスタに関しては、どれに乗っても満足できるんだろうな…とは思う。
さらに進化したNBや、NCだって以前
エイト乗りだった頃に試乗させてもらった際は、それを彷彿させる安定感を備えながら遥かに軽快感があって、相当「これイイ!」と思ったし。
NDに至っては、とある赤い人のようにNAから乗り換えて、やっぱNAが良かったとは言うけれど、でも30年の時を経て比べ物にならないくらいに進化し、遥かに安心しながら「わずかな違い」で乗っていられる事が、すごいと思う。
ほんとロドスタに限らず、歴史のある車は一度このように立ち返ってみてほしいものである。
そして以下は、単にアタシのイメージを勝手に述べるだけだが…
■日産 GT-R 現行型登場2007年9月
確かに最新のはメッチャ速いんだろうけど、これまた「速けりゃイイ」だけじゃなく、積み重ねた歴史を重んじる車だと思うけどな~。
とくに「スカイライン」か否かってのも、こだわる人には大事なコトだろうし…
まして実際に乗れば、クラッチペダルがあるかどうかも、大きな差じゃない?
そんなアタシは、もし現行と「スカイラインのGT-R」を並べて、どっちかくれると言われたら…迷わず、クラッチペダルがあるほうを…(^^ゞ
■ホンダ シビックタイプR 現行型登場2017年9月
これは個人的に、エイトから遜色ない車をとVTECに行き着いた身には、まさにこう思う。
近代のは相当に安定して速く走れるんだろうけど、こうして読むとかつて「それ以外は車にあらず」な、速さを求めてナンボの四駆ターボと、(むろん特性などは違うにしても)あまり変わらないイメージ。
より速く走りたいんだったら、最初から四駆ターボを選べば良いんだから、タイプRには違う(従来の)方向を目指してほしかったかな。
むろんターボに頼らず、NAを突き詰めてほしかったとも。
■スバルWRX STI 現行型登場2014年7月
確かに自分の車が競技に出るのは大きな魅力だけど、まさにそうして競技に出ていた頃はランエボと同様、勝つために速さを求めて進化していった車。
WRC撤退後はホモロゲ最優先じゃなく「一般商品」として、走りやすさや快適性も得ていったと思うけど、それでもこの車こそ新しく=速くの図式は不変なんじゃないかな。
んな意味では上述のGT-Rより、よっぽどバックボーンよりも、パフォーマンスの進化ありき=最新が最良な気がする。
■スズキ スイフトスポーツ 現行型登場2017年9月
…は、よく分らないので除外(爆)
ただ、とある変態が試乗した感想では、前モデルのほうが乗り心地は荒かったけど楽しかった、みたいな話だったかな?
まぁそれも、新しくなると「あるある」な話だけど、どれが良いかは人それぞれの範疇か…
でも、もしアタシがこのクラスの車を所望するなら、
競技ベース車のデミオ15MBかな (*≧∀≦*)
- - -
こうして改めて振り返ってみると、自身の例ではエイトを買うまでは、やっぱ新しいほうが良いと思って望んできた気がする。
この頃は、まだ乗り味も新しいほど良くなってったし、それまでの100系チェイサーに比べて内装なんかも、「おお~今っぽい!」と喜んだし(笑)
それ以降、新しく出る車には興味がなかったのもあり、ある意味アタシにとっても空白の期間であったが (^^;)、その間も着々と技術は進化した。
…が、いつしか低燃費・環境対策こそ最も大事な性能に…いや大事だけど「そればっかり」な世の中になり、大抵の人がスポーツカーなんぞ喜ばない時代になって軒並み絶やされ…
数が売れなくても商売になる、富裕層向けの高級車ばかりはスーパーカーみたいのが出てきたが、そんなのにすら進んだ技術で「クラッチなんて自分で踏まないほうが速い」とばかりに、出てくるのはクラッチレスばかり。
むろん、ないのにも明確な理由があるから、どっちが良いとか悪いとは語らないけど…買うほうも、それが素晴らしいと納得できる人ばかりの層ってことか?
単に、自分が馴染んだ時代の技術が、自分には合うのだろう。
当時は車も軽かったが、それは今の時代では致し方なかろう。
…と思って、この10年は新しい車を毛嫌いしてきたが、あるいは造るほうも長すぎた空白期間の間に、技術だけは進化したものの、ずっとエコだの何だのばかりに熱心でいるうち、その技術を「車を楽しむために」どう使うか…
いや、そもそも
「楽しい車」ってなんなのか?ってこと自体、すっかり忘れて退化してしまったのかな。
(
ビーエムですら、そんな感じ?)
走りを楽しむんだったら、パワー上げて剛性強めて限界高めて、バカッ速いの作れば満足なんだろ!?みたいな(笑)
…楽しい車ってのは、そんなんばかりじゃないよ。
でも今回の例では現行までのロドスタをはじめ、ちゃんと最新技術を使いながらも楽しい車が存在する事実に、ふっとそう思った。
それは同時に、決して進化した技術が悪いわけでなく、多くのメーカーが退化する前を思い出し「技術の使いよう」で、また楽しい車で溢れるかもしれないと、まだ将来の希望が潰えた訳ではないとも思った、今回この記事を読んでの振り返りでした。
※最後に
あれから7年の今日は、アタシは仕事の関係で参加できないが、関東のオープンカー集団が追悼のために、この地へ来てくれている。
そして、もう車がどうのこうのなんて言ってられない世の中に、なってしまうのかとすら思ったが、こうして好き勝手な事を言ってられるだけでも、なんて幸せな事なんだと改めて痛感する。
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Posted at
2018/03/11 10:45:04