
【はじめに】
このブログは、2年半前の2022年11月の事を当時に書き上げ、今日まで全体には非公開にしていたが、やっと解禁となったので改めて全体公開で再掲するものです。
長い年月の間に変わってきた状況や思い、文中の年数なども、当時に書いたままの内容です。
…まだマスクしてたり、テーブルにアクリル板があるのも、今となっては懐かしい(^^;)
- - - - -
さて、平日に
モテギのタイプR展を見た数日後の週末…
それに同行したいつもの栃木人から、栃木のディーラーでシビックタイプRの試乗ができるから、一緒にどうだとの話が。
どうやら、いつもツアラーVの件で世話になってるショップの社長がタイプRを購入し、納車される車が店に届いたとの事で、ディーラー試乗車の試乗と合わせ、白い試乗車と納車されるブルーの実車比較など、社長が話を通してくれたらしい。
上記の通り、この数日前モテギにタイプR展を見に行ったばかりで、同じ週に再び栃木まで赴くのもなんだかなぁだが、まぁこんな機会も滅多にないので(笑)
そんな彼も、この手の車への興味が再燃した2年前に、
当時のタイプRを買おうと思ったが…すでに受注中止で買えない事から、
放置ツアラーVを復活させた経緯もあるので、いまだタイプRは気になるよう。
という事で、宇都宮の彼の家へ押しかけるべく常磐→北関東道で進行。
午前中に合流するが、試乗は14時からということで時間があるので、ちっと早いけどメシへ。
もちろんタイプR絡みでホンダの店に赴くので、ユーロRに同乗させての繰り出し。
場所は2年前、東京転勤中に連れてってもらった「
みかも山集会」でも訪れた、大越路という食堂。
この食堂は彼も昔からよく存じてて、この集会当時は彼も誘ったものの別件用事があり、この食堂も含めて行けなかったのを悔しがってた(笑)
合間の物産館らしき所でシッコ休憩&家への野菜を購入し…
イキのいい道で自然吸気VTECの官能を体感させながら(笑)、懐かしい山の細道を登って到着。
…いやぁ今回も大盛況で、駐車場も満杯(:゚д゚)!
前回は台数が多かったので、店の許可で先の路上に駐車したが、今回は単独なので逆に戻ったところのスペースに(^^;)
数十分ほど待って、やっと中へ。
そういや、ここはセットのメニューは無かったのを思い出し、今回はソバと別途で天ぷら、そして彼の勧めるけんちゃん汁を。
腹くっちぃくなったけど、んまかったです♪
今回、彼にも新旧VTECを比較してもらうつもりで、このへんの楽しそうな山道を事前に地図で眺めてたら、南摩ダムというのがある辺りが楽しそうだった。
彼自身もダムマニアで、もちろん存じてる所なので、そこまで彼の運転で試乗を兼ねて進行。
なかなか楽しんでもらいながら、設営されてる展望台に到着。
…ふむ地図にはダムと標記されてたが、まだまだ建造中だったんだ(゚д゚)
その手の話は八ッ場ダムが有名だが、ここも同じく民主党政権の愚策で一旦は建設中止となったらしく、しばらく中断されてたらしい。
下った先にも向かってみるが、ここから立入禁止になってしまい、見上げる全景は叶わず。
そんなん見てるうちに、あっという間にイイ時間になり、いよいよディーラーへ。
おおっ、車庫に格納されてるのは試乗車の、白いタイプR!
早速、すでに彼とは接見済みの店長さんがお出迎え。
そして先に、社長に納車される予定の青色タイプRを見学。
…隣にインテRを停めてるのが、また憎い(≧∀≦)
パッと目に入った印象は、隣が白色なのもあり、やっぱ色付きは存在感があるかなと。
そして彼から、この時点までに伺ってたのは、彼もこの青色がイチオシとな。
本音を言えば、タイプRじゃない普通グレードのシビックにある、もっと濃い青が良かったそうだが(^^;)、まぁそれに準じた好みってのと、いやらしい話だが新車以上の価格で手放せる現状ゆえ、どうしても将来の売値も頭をよぎるからと(笑)、イメージカラーで台数も多い白よりも、さらに高く売れるハズという社長の助言もあったよう。
だが…こうして実物を見てみるとアタシも同感だったが、真っ先に目に飛び込んだ試乗車の白色も鮮烈な印象があり、もしも買うならドッチがいいかと、この後ず~っと悩むことに( 艸`*)
そしていよいよ、まずは彼から試乗。
おおお、こんなに車両情報が表示されるんだ!
こりゃ追加メーターいらずだなぁ…
走行モードはスポーツから。
ふむ、それなりにゴツゴツするけど、嫌な感じではないかな。
これをコンフォートにすると、おっ想像以上の乗り心地に(゚д゚)
そしてスポーツモードでは、排気音も車内に取り込むようになるのか、なかなかイキのいい音が響く。
もちろん加速は、グワッと!
けっこう長めの指定コースを一周し、もはや彼にとってはノンターボVTECなんて、話にならないと感じてそうだなぁと悟りながら(笑)、次はアタシの番。
ちなみにタイプRは、椅子に加えシートベルトも赤くなってる。
スポーツモードとも違うRモードにすると、レーシングマシンのごとくメーター中央にギアの段数が出る!
まぁ現実的にオートマならともかく、マニュアルで何速に入れてるか分からなくなる事はないけど、それでもこの雰囲気はいいヽ(´∀`)ノ
あとから知ったが、このRモードは個別で各モードの設定ができるらしい。
たとえば排気音はスポーツで、乗り心地はコンフォート、みたいな。
そして良くも悪くも前半は、なかなか前走車がハケない状態が続いたが…
まだ本領発揮の麻薬を知る前なのもあるかもだが、自分が知る限りの近代ハイパワー車に比べて、普通に走っててもソレナリな気分になる感じがする。
その理由で高回転自然吸気やロドスタに傾倒してる身には、これは速い遅い以上にポイント高い♪

(助手席栃木人撮影)
そして交通量のない所で…それでも珍しく前走車がいたので、ちっと停車してヤリ過ごしてから、強烈加速を体感!
おおお制限速度まで、アッという間に出ちゃう(:゚д゚)!
ちなみにシフトダウンすると、勝手にブリッピングして回転を合わせてくれる。
回転合わせなんて自分でやるのが、むしろマニュアルの楽しみの一つだろうと思ってたが、いざ乗ってみると、これはこれで面白い(  ̄▽ ̄)
しかも、ついクセで自分でアクセル吹かしたりもしたが、それで回転が増すことはなかった(^^;)
…でも、これだけの車でサイドブレーキのレバーがないのは、やっぱ違和感かな(^^;)
そうして試乗を終えて店に戻り、しばし舐め回しタイム。
リアドア下部には、プロテクションシートらしきのが貼ってある。
エンジンルームは、最近の車にゃ珍しくカバーで覆われず、ムキ出しなのがイイネ♪
3本マフリャ~は、例の排気音室内導入のも絡んでるのかな?
そして店内に入り、色々とお話をして…
店長さんが、なにやら書類を持ってきて…
えええっ、○ンコ突いちゃったYoo~~~!!!(;゚;ж;゚; )ブフォ
…まぁ彼からは前もって、ちょっと乗りたい気持ちもあり、もし買うなら色を早急に決めないとアカンくらいは聞いてたけど、そんでも今日の今日で本当に買っちまうとは(((( ;゚д゚)))
ちなみに色は…
アタシの意見として、単純に見た感じでは青も捨てがたいが、こうして実車同士を見比べてみると、シビックでもタイプRという「特別なグレード」を主張するのは、やっぱ白かなぁと。
もちろん知ってる人には、何色でもタイプRだと分かるだろうが、いわゆる一般ピーポーが無意識で目にした際、良い色の良さげなクルマって印象なのか、意識してなくても「あれタイプRじゃね!?」とピンとくるのか…
裏を返せば、あまり主張せず「踏んだらスゴイんです」という向きには、他色が良い選択かな。
でも我ら小市民は、せっかく「シビックのくせに軽く500万円以上(褒め言葉)」も出して買うんだもん、見るのが誰であれ「ただのシビック」で終わってほしくないのは本音。
むしろ、そんな「ありふれた分かりやすい特別感」も、また存在意義かなぁと…
彼も、その点は同意で…けっきょく土壇場で白に決めました(笑)
つくづく実車同士で確認できたのが、よかった♪
しかしまぁ彼にしても、かなり思い切った買い物だけど、もちろん欲しくて長く乗るつもりの思いっ切りだが、もし後々なにかあって支払い困難になったとしても、買った以上に儲けられる現実も、大きな後押しだったらしい(笑)
…まぁ2年後の納車まで、その状況が続く保証はないが( 艸`*)
そして、売る台数はディーラーごとに割り振られ、とくに都市部では大抵の店でとっくに売り尽くしたようで、まだドコの店なら買えるなんて情報も出回り、それを聞きつけ県外からも頻繁に来店されて困ってるとか。
つくづく、ヘンな時代になってしまったが、そのヘンな時代のおかげで夢のクルマに手が出るという事実も、皮肉にも彼にとっては追い風だったか(^^;)
この数日前に彼とモテギへ赴いたタイプR展も、誘った時点では彼も興味はあれどアタシの趣味が優先のつもりだったが、まさかその週末に相手が本物のタイプRオーナーへの階段を登る事に…
それをアタシも見届ける事になるとは、夢にも思わなかった(^^;)
さらにこの契約当日は、モテギでホンダのサンクスデーというイベントをやっており、地元ロド組からも行ってた者が身内ネットリワークに模様を載せていたので、アタシも契約の瞬間を載せたところ…
この日は、なんと初めてNSXにタイプRが登場した、まさに当日11月27日は「タイプR30周年」の記念日そのものだと返信が(:゚д゚)!
図らずも、こんな奇跡のような日に契約したのは本人も大喜びだし、店長さんもつゆ知らずでビックリされてた(笑)
とまぁ契約したものの、この時点となってはご多分に漏れず、納車は再来年の予定(^^;)
この時点で10万円の仮払いをし、それはキャンセルしても戻らないとか、納車後の転売禁止みたいな誓約書もあったとな。
まぁ、この2年の間さらにオカネ貯めて支払う前提のようなので、すぐに来られても困るらしいが(笑)
これで店をあとにし、久々のコメダで軽く茶~を。
…店を出た時に、こんな看板があるのを見て後悔しながら(^^;)、自宅まで送り届けて解散。
そんな衝撃のタイプR試乗&まさかの契約見届けだったが…
でも、その帰路での乗り比べでは、我がユーロRにホッとする事にも(笑)
高回転自然吸気も快感なら、これこそが高速道路程度の快走はドンピシャで、制限速度上限までの一瞬の刺激でも、単にラクチンとかでもない、持続可能な快楽を長い道中、ずっと味わえるのを再確認。
そして我がユーロR、マフラーはノーマルながら、そんな出口とは違う「素材そのまま」のエンジン音で官能に浸れる事も。
…そもそも長らくクルマ趣味の潰えた彼を、再び
その気にさせ、まさかのタイプR契約まで導いたのこそ、このユーロRのポテンシャル。
今のタイプRは良かったけど、NA部位・手イックぅ!を「補って余りある」モノには成り得ないのを実感しながら、どうしても同じタイプRに乗りたくなったら…乗り換えじゃなく増車になってしまうなぁと、いらぬ心配をしながらの帰路でした(爆)

(雨氏撮影の、ワタシの雄姿)
【↓当時、全体公開になってしまうフォトアルバムには載せられなかった(笑)、その他の写真↓】
≪栃木までの道中≫
≪栃木人のユーロR運転≫
≪ダム≫
≪昼メシ≫
≪新旧アコード(^^;)≫
≪タイプR≫
