
先般アッコで、ちっとお山に赴いた際…
そういや
車検では色々と調整や交換もあり、なんか乗り味が変わったので、久々にショックの減衰調整なんぞを。
車検後は前輪が、曲がった時に不安定になる感じもあったので、まずは前側を1段強めに。
ん~でも、外側に引っ張られる感じが強まってしまったかな?
以降、後ろも1つ強めたり、逆にしてみたりと試行錯誤し…
意外にも、従来より後ろだけ1段強くしたのが、いい感じになったような気が。
前後バランス的には前1段・後ろ2段を強めて、全体的に硬さをカサ上げでも同じはずだが、それだとなんか違う。
っても、やっぱ変わるのはイイ感じのほうばかりではないし、その場で「コレだっ!」って断言できるほど敏感でもないので、元に戻したほうがいいのかな?と迷いつつも、しばらく「いつもの道」も走って長い目で判断しようかと、そのままに。
以降、通勤など「慣れた道での慣れたペース」でも走ってるうちに、ふむ確実に変更前よりもスムーズに走れると確信し、これで確定。
そんな事を、
おナニぃしてるぅ?に載せたら…
見る環境によっては、リンク開いてもコメント1つしか見られないが、実はいつもの方々により、さらにその下にツリー階層が伸びるほどの、チョットしたコメント祭りに(笑)
頂いた書き込みも踏まえ…なんら専門的でも造詣が深い話でもないが、アタシによるアタシのための実践を改めて思うと…
そもそもアタシ自身は、ある程度の減衰力が決まれば、どんな用途・ステージでも、そう大幅に変えるモノではないってイメージ。
まぁ受け売りながら、適した減衰力ってのはバネの強さに合わせて、おのずと決まってくるような識者の話を、目にしたのも大きいが…
そういや昔は、ガンガン走るなら思いっきり強く、乗り心地を良くするなら思いっきり弱くするもんだと、思ってたなぁ。
ただ自分は、「強くした状態で走れる程の腕はない」って思いから、最強にまではしなかったが…
だが一度ツアラーV+
オーリンズ(Cリング車高調)の時代、走行会でエキスパートが運転してくれるのに同乗できる機会があり、そんな人が乗るならフニャフニャじゃ失礼だろうと、減衰を強めて乗ってもらったが…
なんだこりゃ曲がんねぇ~!と、怒られてしまった(^^;)
以降は、まぁバネもセット品の足回りなので、ガンガン走るときもメーカーの推奨値近辺にしてみると、なるほど言われてみれば具合がいい。
それからは走行会でも推奨値か…せいぜい気分的に1~2段強めてみた程度。
逆に乗り心地もね、弱めれば突き上げは減るけど、なんか別の不快感が強まり、それも結局は推奨値くらいがトータルでは、最も快適だったと気づく。
そんな事からツアラーVでは街乗りからサーキットまで、ほぼ推奨値近辺から変える事はなくなったが…
ただ走って具合がいい状態の時に、ちっとリアの突き上げが少々強めに感じる時があり、人を乗せる際にリアを1段だけ弱めてみたら驚くことに、だいぶ快適に。
でも走ればスムーズに曲がらなくなってしまった感じもあり、また戻せばドンピシャになったので、以降は人を乗せるか否かで「リア1段」だけ調整してたなぁ。
今回ユーロRでリア1段強めたのも、同じ状況だったのだろう。
乗り心地は比べれば悪化はしただろうが、気になる程ではないので、今後ずっとこのままかな?
なおツアラーVのあとRX-8に乗り換えた際は、本当はツアVと同じCリング車高調を望んだが、ラインナップがなく当時としては「いずれ出るまでの、つなぎ」のつもりで、
マツダスピードのバネ+減衰固定ショックのセットを、ディーラーで装着したが…
これがドンピシャで、以来10万km以上を使い込むことに(^^;)
これはRX-8の高い旋回性能が満足だったのもあれど、やっぱバネに合った減衰力は決まってるモンなんだなと、あの時の裏付けとも思えるように。
さすがに劣化を感じて以降、やはり減衰固定の
オートエグゼ貴島スペックに交換したが…
もちろん、そのままオールレンジで使えたが、やっぱ過去の「リア1段調整」のように、用途での細かい微調整ができない事は、少なからず不便とは感じていた。
そして今のアコードに乗り換えて、オーリンズ以来の多段調整式である
アラゴスタを装着。
もちろん、なんだかんだで推奨値あたりに落ち着き、以降はツアラーV+オーリンズの時と同様、その時々で1~2段微調整する程度。
今回の「祭り」では(笑)、減衰1段変えたところで違いが分かるのかって話もあったが…
そもそもアタシの場合は前述の通り、おおよその強さを決めて以降は、そうシッカリと減衰力の強弱は求めておらず、むしろ1段でハッキリと違ってしまったら、前後どちらかだけの変更は挙動も大きく変わってしまうだろうし、こんな微調整はしたくてもできなそう。
ちなみにオーリンズCリングも今のアラゴスタも、軽く20段以上の多段調整式。
もちろん、今後バネの強さを変えるような事がなければ、うち9割の段は使わずじまいだろうが(笑)
しかしまぁこうした多段調整は、もちろん最弱~最強のレンジも広いのだろうが、1段ごとの変化もキメ細かいのだろうね。
これが、アタシも過去に使ってた5段程度の調整式なら、改めて思うと1段変えてどんな変化になったのだろう。
もし、それで多段式より大きくバランスが変わってしまうなら、多段式はたとえ9割は使わなくても(^^;)、充分に恩恵があると言えるのかな。
ついでに、過去のオーリンズと今のアラゴスタ、どちらもワイヤーでリアも室内から調整できるのも大きいか。
ぶっちゃけ、こんな思いつきで変える程度の事は、いちいち車体の下を覗いてまでは、滅多にやらないし(笑)
そんな訳で、まぁアタシにとっての減衰調整の意義は、そう大きく走行性をガラッと変えるものではなく、基本的にはメーカー思想に沿った範疇内で…
それでも自身の好みの変化や、あるいは車側のほうもタイヤ変更やアライメント等の調整でも、乗り味は変わってくるので、それを再び良い方向に補正するためのもの、って意義が大きいかな。
それは、いちいちショックが硬いとか柔いとか判定したり、さらなる最善の追及に翻弄されるようなモンではなく、結果として「いつもの道を、昨日までより気持ちよく走れる」のが、大きな判断基準ですな(笑)
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【余談1】
ちなみに上記で、「走行会でも普段と同程度の減衰力で」と書いたが…
ただ今のアコードで一度
エビスを走った際、そん時も大半は過去の教訓から普段の減衰程度で走ってみたが、終盤で試しに思いっきり強めてみたら、それが具合が良くて最初から強めりゃ良かったと後悔(^^;)
なので、この辺は車種か製品か人間の進退か分からないが、その時の状況で良否も変わってくるんだと実感し、そもそもコレが正解!なんてモンは、ないんだなってのが結論(笑)
【余談2】
そういや数年前ロドでも、なんかフニャフニャな感じが気になり、試しのつもりで
減衰最強にしてみたら、なんか具合が良く…
だが、その後
車検に出したら、スタビのブッシュがボロボロになってたと判明。
それでスタビ効果がなくなり、フニャフニャに感じたのだろうね。
車検でブッシュ交換して引き取り…
でもリンク文中にも書いてるが、なんか乗りづらくて、こんなんだったかなぁ…預けてる間に運転の感覚が鈍ったのかな?なんて思ってたら、減衰最強のままだった事に、あとから気づいた(爆)