
沢村慎太郎さんのメルマガで御紹介頂きましたので、今度はこちらが思いだしました。
沢村さん、御紹介感謝致します。
先ず、3代目クアトロポルテとは、デ・トマソ支配下に入ったマセラティが最初に発表したニューモデルでした。
3代目クアトロポルテは1991年のゴッドファーザー・パート3の中でドン・マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)の家族がシチリア・コルレオーネ村へ、跡継ぎに成らなかったドンの長男アンソニー氏のオペラ歌手としてのデビューを応援観劇に行く時に現地シチリアで、運転手付きで乗って居たクルマです。
ドンが離婚した元妻とデートするプライベートカーはルノーの??です。忘れた。
また、ドンが未だ若からし頃、先妻アポロニアとシチリアで乗っていた黒いフオーマルなクーペは戦前のアルフアですが、名前知りません。
綺麗で可愛いアポロニアは部下の裏切りでアルフアと一緒に爆死されてしまいました。
美人薄命で有ります。
因みにドンの亡兄ソニー・コルレオーネの長男役が当時アンタッチャブルで一躍人気スターに成ったアンデイ・ガルシア。
ドンの長女が映画監督のフランシスコ・コッポラの長女ソフィア・コッポラでした。
ドンの愚妹役もコッポラ監督の妹です。・・・ロッキーの奥さん役・・・名前忘れました。名女優さんですね。
その従兄がハリウッドの名優/モト冬樹氏似のニコラス・ケイジです。
さて、ロイヤルとはマセラテイ・クアトロポルテのマイナーチェンジ版です。
内装が豪華に成り、ATがGM製ロックアップ付き3速に成り(怖)、ワイングラスも標準装備。
全体に洗練され、4代目クアトロで言うと丁度跳馬支配下に成ったときに変わったエボルチオーネの様にしたいけれで出来なかった当時のマセラテイと言う感じと思って下さいませ。
普通のクアトロやビトルボシリーズでも充分に革と木の洪水でしたが、ロイヤルは革と木の氾濫津波状態です。
わたくしが所有して居りましたロイヤルは、1990年式の正規輸入元『ガレージ伊太利亜』(俗名/ガレ伊太)モノの正規輸入モノで、当時神戸の某有名処のクルママニアのドン氏がお買い求めに成り、それが1年落ちの中古で1991年に当時大阪神戸エリアの正規販売店『八光ラウンジ』が売りに出たものを、横浜に有ったマセラテイ&跳馬の修理専門店『モデナ』の坂@氏が見つけて下さり、クラブの大先輩で、イタ車の世界ではあのセレブ系の多い『クラブ・ミレ・ミリア』の方々も驚く『イタ車コレクター』のあのセレブで有名な『M先輩』が自ら、坂@氏と態々神戸まで引き取りに行って下さいました逸品です。
内装ベージュ、外装はスワンホワイト。
そうです、沢村慎太郎さんがバブル弾けた直後に1週間御試乗されていたドバイ仕様に近い仕様です。
わたくしはマセには既に2台(222E、222SE両車伴内装アイボリー外装ネロ)乗って居たので、馴れていた筈ですが、ロイヤルの故障率には参りました。
2年落ち中古のシトロエンCX/GTIよりは益しでしたが、匹敵する故障率。
何時も一升瓶2本をトランクに忍ばせて、何時でもラジエタ―に給水出来る準備と、自分用のぺリエ1L瓶(これも当時は広尾ナショナルマーケットやクラブのI先輩の明治屋か自由が丘シェルガーデンにしか1L瓶は無かったなあ??)はマストで揃えて居りました。
まだ、独身でアーパーな時代のわたくしです。
毎晩青山K&Q、芝浦GOLD、芝浦ジュリアナ等。
昼間は白金ブルーポイントと言った綺麗で派手なネイちゃんの『ホットスポット』へこの白鯨で毎日参拝参道して居りました。
フアッションは当時の不良フアッションで、後の新宿ホスト君や特殊な方々御用達ブランド『ジャンニ・ベルサーチ・クチュール』です。
普通のベルサーチではエバれません。ましてヴェルサスやイスタンテやジーンズクチュールでは。。。。
当時わたくしは亡/NAVI誌とジャンニ・ベルサーチさんにスポンサード頂き『世界の駄馬NSX』で公認レース何か参戦していたのです。
故に、この駄馬の全てを知ってしまった唯一の個人でしょう。
時計も金レックスではNG。ダイヤ入り。全面ダイヤもまた逆やり過ぎでNG。
ブルガリの3連やスネークが洒落て居ました。
伊太利亜貴族の時計ブランド/ベルトルッチが最先端。
青山骨董通りにある変な厚でかのフランクミューラーなんて時計は子供ブランド。。
ヘルメス、シャネル、グッチはコンサバだ!!
テイフアニーは知り合った日に上げるまでは行かなかったですがかなりカジュアルブランドでした。
当時はバブル全盛期、R129SLや同Sクラスなんかは普通、ベントリーのブーメランウイングも普通。
中にはアストンのセダンも居ました。
SLは不動産屋の社長の営業車。964系ポルシェや跳馬の多くは自動車ブローカーのデモカー。
しかし、そこにロイヤルが入ると、ま~クルマとナンバーが業界では有名な『神戸33』のロイヤルだったせいも有り、殆どの強面の方々の御クルマがどいて下さりました。
あんまり譲って頂けるので、怖くなってモデナ坂@氏に頼んで名変を速やかに行った位です。
朝、第三京浜を流していると、前方に白のテスタロッサ発見。
性能ではまずロイヤルでは勝てません。
しかし、即追い越し車線を御譲り下さいます。
そう言う時代でした。
ロイヤルは公称300PS45KGでしたが、その2/3も出ているか否かです。
1993年に一度手放しましたが、訳合って1995年に出戻って参りました。
以降今年2011年まで当家に済みついたゾンビでしたが、御仲間フエチッシュ様が飼って下さいましたのでやっと手が切れました。
これほど永く付き合ったクルマはロータスセブン2台と914/6だけです。
しかし、これ程楽しませてくれたり、苦しめてくれたりしたクルマはロイヤルだけです。
一生忘れません。
で、沢村さんの文章に戻って、228ATの修理済みのデモのが有るらしいので今度練馬の奥まで見に行って来ますと成ります。
で、今乗っています外装真珠白内装黒布レカロのエボⅩベースの『モンスター360HP』を現代版ロイヤルに仕立てる為、弄りますよ~!!
内装をハバナブラウン+ラリアート製カーボントリムに!!
これで、ゴッドファーザーのテーマソング流せば、時代のヒットマンとしは、ロイヤルと同じポジションを得られます。