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2017年06月19日 イイね!

桜桃忌

桜桃忌 酒を呑みながらこんなことを考えた。
 6月19日は太宰治の忌日「桜桃忌」である。1948(昭和23)年の今日、玉川上水から太宰とある女性の遺体が上がった。情死だった。没年は38歳である。
 高校生の時に太宰文学に出会った。教科書では「走れメロス」や「新樹の言葉」を読んでいたが、太宰にかぶれるようになったのは「お伽草紙」を読んでからだ。それから、高校の図書館にあった太宰治全集を読破した。
 そんなことから大学では国文学を専攻するようになった。無頼派にあこがれた。太宰のほかには、坂口安吾、織田作之助、石川淳、伊藤整、檀一雄などを読み漁った。酒を呑むことが無頼派だと思い込み、周囲の者に負けまいと酒を呑んでいた。馬鹿である。女はというと、愚痴になるから何も語るまい。
 太宰が死んだ年齢から20年も多く生きている。馬齢を重ねるとはこのことだ。昔と変わらないことは酒を呑むことだけである。最近は読書もしなくなった。なにが無頼派か。
 今晩呑んだ日本酒は「巌 拙 雄町」(高井)群馬の地酒である。文学を考えて呑むには良いお酒かもしれない。
 
Posted at 2017/06/19 21:16:58 | コメント(4) | トラックバック(0) | 文学 | 趣味
2014年11月13日 イイね!

杏子先生に逢ってきました♪

杏子先生に逢ってきました♪ 今日は俳句好きの同僚のオッキーからお誘いがあって「くろ(CRO) 」という喫茶店に行ってきました。オッキーの師匠である黒田杏子(くろだ ももこ)先生を紹介してくれるというのです。ここで俳句色紙展が開催されていて、今日は初日ということで、ももこ先生が来ていたのでした。
 今はさぼっていますが、私も一時は俳句に熱中していた時期がありました。ももこ先生の本も読んだことがあります。女流俳人の中でも一流なのです。「プレバト!!」で話題の夏井いつきさんの師匠なんです。そんなももこ先生に逢えてとても感激しました。
 黒田杏子先生の代表句を紹介しましょう。
   柚子湯してあしたのあしたおもふかな
   ガンジスに身を沈めたる初日かな
   指さして雪大文字茜さす
   火の中を焔のすすむ十二月
   一の橋二の橋ほたるふぶきけり
   子をもたぬをとことをんな毛蟲焼く
   暗室の男のために秋刀魚焼く
   涅槃図をあふるる月のひかりかな
   白葱のひかりの棒をいま刻む
   秋つばめ包のひとつに赤ん坊
   かまくらへゆつくりいそぐ虚子忌かな 

 ついでにツゥの駄句も紹介します。

   寒風の中や乙女らbicycle
   本塁打叶はで八十八夜かな
   憂き我に洋菓子を売る聖夜かな
   月並み俳句また作りしか秋の声
   学友笑ふ学び舎笑ふ山笑ふ
   芭蕉忌や畏れるものが多くなリ
   春愁を如何ともし難し 海に行く
   缶ビール娘の部屋のオフコース
   傲慢も今日は許せよ春一番
      夕陽の中で
   浜千鳥何をかなさん切々と

 比べものになりませんね。また俳句を勉強しなおそうかなぁ…。
Posted at 2014/11/13 20:49:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | 文学 | 趣味
2012年06月19日 イイね!

桜桃忌

桜桃忌 今日は「桜桃忌」です。
 1948年6月19日、「走れメロス」「人間失格」等の作者として知られる太宰治の遺体が入水した玉川上水で発見されました。太宰の墓がある三鷹市の禅林寺では毎年供養が行われます。
 高校時代に太宰文学と言う「青春のはしか」に感染したツゥでしたが、今でも病痕が疼くことがあります。
 今晩はさくらんぼをつまみに呑みました。
Posted at 2012/06/19 21:12:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | 文学 | 日記
2012年02月25日 イイね!

青春のはしか

青春のはしか 中学生の時に読書感想文を書くために「お伽草紙」という文庫本を手にしたのが太宰治との出会いでした。その前にも「走れメロス」は読んでいたかもしれませんが、太宰という小説家を意識して読んだのはその時が初めてだったのです。
 高校時代には図書館にあった太宰治全集を読みました。「青春のはしか」にすっかり感染してしまったのでした。大学では国文学を専攻し、太宰治、坂口安吾、織田作之助、石川淳、檀一雄などといった無頼派作家の小説を読みまくり、「飲む打つ買う」といったデカダンスな生活にあこがれていました。
 最近は太宰の小説を読むこともなくなってしまいました。それでも時たまはしかの病痕がうずくことがあります。

 山梨県立文学館に行ってきました。甲府は太宰にとってゆかりの深いところです。甲府市出身の石原美知子さんと結婚し、甲府市御崎町(現・朝日)に新居をを構えたのでした。

 太宰も温泉好きでした。湯村温泉では「旅館明治」をよく利用したそうです。東京に移転した後も小説執筆のために逗留し、「正義と微笑」と「右大臣実朝」をここで書き上げました。

 今回は日帰りということで時間もなかったのであわただしい文学散歩になってしまいました。またゆっくり来たいです。
 それから御坂峠の「天下茶屋」も行かなくてはならない場所です。富士山も見たいですねぇ…。

   富士には月見草がよく似合ふ
Posted at 2012/02/25 09:50:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 文学 | 趣味
2010年07月26日 イイね!

智恵子抄☆高村光太郎

 文学について語りましょうか・・・。
 詩については詳しくないのですが、ちょっとお話をしようと思います。
 僕が読みかじった詩人は、宮沢賢治、伊藤静雄、伊藤整、茨木のり子、金子みすゞ、金子光晴、北原白秋、草野心平、佐藤春夫、島崎藤村、高橋新吉、立原道造、谷川俊太郎、中原中也、西脇順三郎、萩原朔太郎、三好達治といったところです。
 私が一番好きな詩人は高村光太郎です。特に「智恵子抄」は私にとって大切な詩集です。二十歳前後に何度も繰り返し読みました。好きな詩は暗唱しました。
 大学生時代に激しい恋をしました。今考えれば、ただ思いを寄せるだけの幼い恋でした。ちーちゃんと呼んでいたかわいらしい女性です。その女性を智恵子抄の智恵子に擬していました。
 そんな智恵子抄の中で、今でも忘れられない詩を紹介します

 おそれ

いけない、いけない
静かにしてゐる此の水に手を触れてはいけない
まして石を投げ込んではいけない
一滴の水の微顫も
無益な千万の波動をつひやすのだ
水の静けさを貴んで
静寂の価(あたひ)を量らなければいけない

あなたは其のさきを私に話してはいけない
あなたの今言はうとしてゐる事は世の中の最大危険の一つだ
口から外へ出さなければいい
出せば則(すなは)ち雷火である
あなたは女だ
男のやうだと言はれても矢張女だ
あの蒼黒い空に汗ばんでゐる円い月だ
世界を夢に導き、刹那を永遠に置きかへようとする月だ
それでいい、それでいい
その夢を現(うつつ)にかへし
永遠を刹那にふり戻してはいけない
その上
この澄みきつた水の中へ
そんなあぶないものを投げ込んではいけない

私の心の静寂は血で買つた宝である
あなたには解りやうのない血を犠牲にした宝である
この静寂は私の生命(いのち)であり
この静寂は私の神である
しかも気むつかしい神である
夏の夜の食慾にさへも
尚ほ烈しい擾乱(じようらん)を惹き起すのである
あなたはその一点に手を触れようとするのか

いけない、いけない
あなたは静寂の価を量らなければいけない
さもなければ
非常な覚悟をしてかからなければいけない
その一個の石の起す波動は
あなたを襲つてあなたをその渦中に捲き込むかもしれない
百千倍の打撃をあなたに与へるかも知れない
あなたは女だ
これに堪へられるだけの力を作らなければならない
それが出来ようか
あなたは其のさきを私に話してはいけない
いけない、いけない

御覧なさい
煤烟(ばいえん)と油じみの停車場も
今は此の月と少し暑くるしい靄(もや)との中に
何か偉大な美を包んでゐる宝蔵のやうに見えるではないか
あの青と赤とのシグナルの明りは
無言と送目との間に絶大な役目を果たし
はるかに月夜の情調に歌をあはせてゐる
私は今何かに囲まれてゐる
或る雰囲気に
或る不思議な調節を司(つかさど)る無形な力に
そして最も貴重な平衡を得てゐる
私の魂は永遠をおもひ
私の肉眼は万物に無限の価値を見る
しづかに、しづかに
私は今或る力に絶えず触れながら
言葉を忘れてゐる

いけない、いけない
静かにしてゐる此の水に手を触れてはいけない
まして石を投げ込んではいけない

千鳥と遊ぶぶ智恵子

人つ子ひとり居ない九十九里の砂浜の
砂にすわつて智恵子は遊ぶ。
無数の友だちが智恵子の名をよぶ。
ちい、ちい、ちい、ちい、ちい――
砂に小さな趾(あし)あとをつけて
千鳥が智恵子に寄つて来る。
口の中でいつでも何か言つてる智恵子が
両手をあげてよびかへす。
ちい、ちい、ちい――
両手の貝を千鳥がねだる。
智恵子はそれをぱらぱら投げる。
群れ立つ千鳥が智恵子をよぶ。
ちい、ちい、ちい、ちい、ちい――
人間商売さらりとやめて、
もう天然の向うへ行つてしまつた智恵子の
うしろ姿がぽつんと見える。
二丁も離れた防風林の夕日の中で
松の花粉をあびながら私はいつまでも立ち尽す。

 人に

いやなんです
あなたのいつてしまふのが――

花よりさきに実のなるやうな
種子(たね)よりさきに芽の出るやうな
夏から春のすぐ来るやうな
そんな理窟に合はない不自然を
どうかしないでゐて下さい
型のやうな旦那さまと
まるい字をかくそのあなたと
かう考へてさへなぜか私は泣かれます
小鳥のやうに臆病で
大風のやうにわがままな
あなたがお嫁にゆくなんて

いやなんです
あなたのいつてしまふのが――

なぜさうたやすく
さあ何といひませう――まあ言はば
その身を売る気になれるんでせう
あなたはその身を売るんです
一人の世界から
万人の世界へ
そして男に負けて
無意味に負けて
ああ何といふ醜悪事でせう
まるでさう
チシアンの画いた絵が
鶴巻町へ買物に出るのです
私は淋しい かなしい
何といふ気はないけれど
ちやうどあなたの下すつた
あのグロキシニヤの
大きな花の腐つてゆくのを見る様な
私を棄てて腐つてゆくのを見る様な
空を旅してゆく鳥の
ゆくへをぢつとみてゐる様な
浪の砕けるあの悲しい自棄のこころ
はかない 淋しい 焼けつく様な
――それでも恋とはちがひます
サンタマリア
ちがひます ちがひます
何がどうとはもとより知らねど
いやなんです
あなたのいつてしまふのが――
おまけにお嫁にゆくなんて
よその男のこころのままになるなんて

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いけない、いけない
 静かにしてゐる此の水に手を触れてはいけない


 女性とは手を触れることの出来ない存在だったのです。

 「ちい、ちい、ちい――」
 切なくなります。大学時代にちーちゃんと呼んでいた女性をを思い出します。元気でしょうか・・・。

 「いやなんです あなたのいつてしまふのが――」
 このフレーズ、何度も口にしました。
 まだ恋とはなんだかよくわからない時でした。結婚なんて少しも考えられない頃でした。
Posted at 2010/07/26 22:10:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 文学 | ビジネス/学習

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何シテル?   09/16 20:11
 温泉に浸かり、懐かしい歌を口ずさむおやじです。  

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