手紙を書くことも、来ることも無くなりました。艶っぽい恋文などをもらったのはいつのことだったのか忘れてしまいました。
こんな私にもお正月には年賀状が届きます。来た年賀状には返事はするのですが、こちらから積極的に出すことはここ数年ありません。それでも毎年のように年賀状をくれる人が何人かいます。年賀状だけのつきあいですが嬉しいものです。
「寒い国から来た手紙」(作詞/作曲:泉谷しげる)は1975(昭和50)年にフォーライフから発売されたシングルです。このレコードは買っていません。泉谷の歌うのを聴いたのはもっと後のことです。最初に聴いたのは『セブンスター・ショウ』(1976.3.28)で吉田拓郎がカバーしたものでした。拓郎はヴォーカリストとしても一流ですね。
今年もカヨさんから年賀状が届きました。10年ほど前に息子さん(マサ)の進路について相談を受けたことがあります。カヨさんとしてはマサに大学進学をしてほしかったのですが、マサは音楽の専門学校に進学して、ミュージシャンになりたいという夢を持っていたのです。カヨさんは私が若い頃は音楽を志していたことを知っていたので、やめるように説得してほしかったらしいです。でも結局はマサの意志を尊重するという結論に達しました。最後は私がカヨさんを説得するような形になっていました。その後毎年のように年賀状が来てマサの様子を知らせてくれるのです。
「春を待つ手紙」は1979(昭和54)年に発売された拓郎の17枚目のシングルです。B面は「外は白い雪の夜」でした。拓郎の曲はアルバムで買うことが多かったのでこのレコードは買いませんでした。ラジオで聴いていたものと思われます。大学生活最後の秋から夜に聴いていました。心にしみました。
ツゥさん、マサが戻ってきました。今、足利のお店で働いています。十年間いろいろなことがあったと思いますが、無駄ではなかったと思っています。とてもやさしい大人になって戻ってくれました。
Posted at 2015/01/27 18:08:36 | |
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ