
今年も残す所わずかとなりました。テレビでも一年を振り返る特集が組まれることが多くなりました。今年亡くなった有名人も特集されています。
このブログでも訃報をもとにした記事をよく書きます。最近では
山谷初男の訃報を取り上げました。それ以降の11・12月の訃報を調べてみました。
12月14日の中村哲さんの死は衝撃的でした。日本人がテロの犠牲になるなんて考えてもみませんでした。平和ボケと言われても仕方がありません。反面、こうした日本人がいることに誇りも感じたものです。遺志を継ぐ若者が現れてほしいものです。
11月29日には大勲位・中曽根康弘元首相が亡くなりました。享年101歳でした。三角大福中の最後の一人でした。あの頃は政治に関心があり、戸川猪佐武氏の『小説吉田学校』を読み漁ったりしました。中曽根さんが100歳を超えていたのには驚きでした。
芸能界では梅宮辰夫さんが12月12日に亡くなりました。もちろん辰兄は若い頃から知っているのですが、映画を観ない私には彼の代表作がすぐには思い浮かびませんでした。調べてもテレビの『はぐれ刑事純情派』シリーズしか観ていないようです。あとは『くいしん坊!万才』でしょうか。でも一番の代表作は娘のアンナさんですね。アンナさんも47歳になっています。
11月17日に松本ちえこさんが亡くなってしまいました。同世代の死はやっぱり衝撃です。今年の1月に「
恋人試験」を取り上げたのですが、亡くなってから数日間PV数が少し増えました。
同世代よりは少し上ですが11月18日に木内みどりさんが亡くなりました。69歳でいた。女優というより多方面で活躍するタレントでした。もちろん演技も素晴らしいものでした。11月15日には小川誠子さんが亡くなりました。68歳でした。「誰?」と思う人も多いでしょう。囲碁棋士なのです。NHK杯テレビ囲碁トーナメントの聞き手というと私にとってはこの人なのです。優しそうな話しぶりは今でも忘れられません。どちらも病気ということですが、あまりにも若すぎます。
野球界からは12月に2人の名選手の訃報を聞くことになりました。11日に醍醐猛夫さんがなくなりました。早実高で王貞治とバッテリーを組んだことで知られています。プロでも4打席連続本塁打を記録した強打者でした。13日には高井保弘さんが亡くなりました。言わずと知れた「世界の代打男」です。
そして、天才打者として知られた花形満も亡くなってしまったのでした。
花形満が颯爽と僕の前に現れたのは1968(昭和43)年4月6日でした。彼は小学3年生の設定でしたがスポーツカーで登場しました。おかしいとは思いませんでした。小学生の僕は単純にカッコいいと思いました。その後、永遠のライバルである星飛雄馬と幾多の死闘を繰り広げることになるのでした。
声優として花形満を演じた井上真樹夫さんが11月29日に亡くなりました。ルパン三世の石川五ェ門や宇宙海賊キャプテンハーロックのハーロック役の方が印象深いという人の方が圧倒的に多いでしょう。でも僕にとっては花形満なのです。
『巨人の星』はのめり込んで観た初めてのアニメです。鉄腕アトム、鉄人28号、エイトマン、狼少年ケンというアニメも夢中になって観ました。でも『巨人の星』はこれらとは明らかに見方が違っていました。それは野球というスポーツのせいだと思われます。「巨人・大鵬・卵焼き」の世代ですから当たり前のように巨人ファンでしたし、野球を自分でもやり始めた時期でもあったのですから、当然思い入れは違いますね。僕も巨人の星を目指すのだと本気で思っていたのです。
それにしても、次から次へと夜空の星になってしまいますね。昭和が遠くなるばかりです…。
Posted at 2019/12/19 17:12:25 | |
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