こんにちは。足利は秋晴れです。お出かけしたいのですが、留守番を仰せつかっています。紅葉狩りにでも行きたかったのですがねぇ。
台風の被害などで気分はなかなか晴れません。それなのに今回のブログは訃報を取り上げます。今年も多くの著名人が亡くなりました。9月以降亡くなった人の中から、私に影響を与えた人をあげていこうと思います。
9月2日に安部譲二さんが亡くなりました。『塀の中の懲りない面々』は読みました。9月5日には金野昭次さんが亡くなりました。札幌オリンピックの日の丸飛行隊には感動しました。9月29日には佐藤しのぶさんが亡くなりました。テレビで彼女の美しい歌声をよく聴きました。10月6日には金田正一さんが亡くなりました。400勝投手です。400勝を達成した試合をテレビで観ました。10月7日には和田誠さんが亡くなりました。星新一の小説の挿絵を書いたイラストレーターとして記憶しています。10月18日には囲碁棋士の泉谷政憲さんが亡くなりました。この人のテレビ囲碁講座で囲碁を勉強しました。10月22日には緒方貞子さんが亡くなりました。元国連難民高等弁務官です。世界で活躍する日本女性の代表でした。10月24日には八千草薫さんが亡くなりました。清楚な女優さんです。憧れていました。11月3日には眉村卓さんが亡くなりました。SF小説に興味を持ち始めた頃何冊か読んだことがあります。
みんな、昭和から平成にかけて活躍したです。昭和がますます遠くなってしまいます。そして今日、この人の訃報に接しました。
「人生は汽車に似てるね」(作詞:寺山修司 作曲:田中未知)は、1974(昭和49)年に発売されたアルバム『山谷初男の放浪詩集/新宿』に収録されています。このアルバムは寺山修司が構成と作詞を担当しました。演奏はあがた森魚のバックバンドであったはちみつぱいです。
山谷初男は知らない人がいないくらいの個性派俳優です。1960年代から俳優として映画やテレビドラマに出演してきました。主役になることはありませんでした。しかし、日本を代表する名脇役俳優です。名前は知らなくても顔を見れば「ああ、あの人ね。」と思い出せるはずです。
しかし、歌手としての山谷初男さんを知る人はいるでしょうか。私はフォークソングに夢中になった頃に山谷さんの歌を少し聴きました。俳優の山谷さんと歌手の山谷さんが同一人物だと知ったのは10年くらい前でした。ちょっと驚きました。
YouTubeにはこんな歌もありました。
「菅原文太を見にいくブルース」
「プカプカ〈みなみの不演不唱(ぶるうす)」
山谷初男さんの汽車の旅は85年で終着駅に到着してしまいました。謹んでお悔やみ申し上げます。
私の汽車の旅はあとどのくらい続くのでしょうかねぇ…。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2019/11/04 14:34:47