• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ツゥのブログ一覧

2017年11月29日 イイね!

美しい十代

美しい十代 1963(昭和38)年にもなると、かなりの記憶が残っています。その中でも衝撃的だったのが11月22日のケネディ大統領暗殺事件です。初のテレビの宇宙中継で送られた映像がそれでした。その日は朝からそのニュースで日本中が大騒ぎでした。もちろんケネディが誰かなどは知りませんでしたが、私も興奮していました。当時テレビとケネディとを混同してのを憶えています。
 すっかりテレビっ子となっていた私は、毎日テレビの前に陣取っていました。大相撲では大鵬幸喜の時代となっていました。プロ野球では巨人軍が日本一になっています。「巨人・大鵬・卵焼き」の幕開けです。それから、プロレスにも熱狂しました。力道山の空手手チョップに興奮しました。ところが、12月に力道山刺殺事件が起きました。不死身と思っていた力道山が死んでしまったことを子供だった私は信じられませんでした。
 1月1日から『鉄腕アトム』が、10月から『鉄人28号』の放映が開始されました。アニメ時代の始まりです。『ジャングル大帝』『魔法使いサリー』『巨人の星』『ムーミン』『サザエさん』『アタックNo.1』と続きます。あらためて手塚治虫さんのすごさがわかりますね。
 この年のヒット曲は、舟木一夫「高校三年生」、三波春夫「東京五輪音頭」、梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」、ハナ肇とクレイジー・キャッツ「ホンダラ行進曲」、ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」、真理ヨシコ「おもちゃのチャチャチャ」、坂本九「見上げてごらん夜の星を」、西田佐知子「エリカの花散るとき」などがありますが、この曲が一番好きなんです。

 「美しい十代」(作詞:宮川哲夫 作曲:吉田正)は、1963(昭和38)年10月10日に発売された三田明のデビュー曲です。現在では橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦の御三家に比べると影が薄い印象がありますが、当時は大活躍しました。御三家に三田さんを加えて「四天王」と呼ばれたりもしました。
 美しい十代も遠い過去のことになりました。二十代、三十代、四十代、そして五十代も終わろうとしています。六十代はどんな10年になるのでしょうか…。
Posted at 2017/11/29 06:18:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
2017年11月28日 イイね!

「湯宿温泉」と「五郎兵衛うどん」

「湯宿温泉」と「五郎兵衛うどん」 11月26日は「いい風呂の日」ということで温泉に行こうと思いました。なんて書きましたが、本当は毎日でも行きたいのです(笑)
 いつものように群馬の温泉に行きました。今回は湯宿温泉に浸かりたいと思いました。向かったのは温泉博士にあった「太陽館」でした。ところが法事の宴会があったようで断られました。いつもの「湯本館」に行こうと思いましたが、その前に「太陽館」のすぐ裏にある「大瀧屋旅館」に声をかけました。

 まだ準備中でしたが「どうぞ」と言ってくれました。従業員の方が掃除中でしたが、浴室は終わっていますということでした。

 もちろん独り占めです。こちらは二つの源泉を持っています。右の小さい浴槽が「窪湯源泉」で湯宿温泉の強烈な湯です。左の大きい浴槽が「大滝源泉」で温度も少し低めのやさしいお湯でした。これは素晴らしいです。

 湯上がりに女将さんにお話を聞くと近くの五郎兵衛館と親戚だそうです。「五郎兵衛うどんを食べていってください」とのことでしたので寄ってみました。

 「五郎兵衛うどん定食」を食しました。美味しくいただいたのですが、汗が噴き出てきました。また温泉に浸かりたくなってしまいました。
Posted at 2017/11/28 20:59:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | 温泉 | 旅行/地域
2017年11月26日 イイね!

スーダラ節

スーダラ節 1961(昭和36)年という年は、後に文学青年となった私は二つの事件で注目することになります。一つ目は『風流夢譚事件(嶋中事件)』です。「風流無譚」は深沢七郎の短編小説ですが、その中での皇室の描かれ方が不敬だと言い、右翼の少年が中央公論社の嶋中鵬二社長宅で起こした言論抑圧を目的としたテロ事件です。家政婦が死亡するという痛ましい事件でした。安保闘争で左翼運動が高まった反動でしょうか、右翼の活動も活発化していました。前年には浅沼稲次郎暗殺事件もありました。
 二つ目は『「宴のあと」事件』です。「宴のあと」は三島由紀夫が東京都知事候補の有田八郎をモデルにした長編小説です。モデルとされた有田八郎がプライバシーを侵害するであるとして三島由紀夫と出版社である新潮社を訴えた事件です。「プライバシー」と「表現の自由」が日本で初めて裁判所で争われた事件でした。現在でも難しい問題ですね。
 この年のヒット曲を調べてみると、石原裕次郎&牧村旬子「銀座の恋の物語」、坂本九「上を向いて歩こう」、村田英雄「王将」、西田佐知子「コーヒー・ルンバ」、渡辺マリ「東京ドドンパ娘」、アイ・ジョージ「硝子のジョニー」、小林旭「北帰行」、仲宗根美樹「川は流れる」などがあります。
 右翼と左翼の反目といった重苦しい日本の社会でしたが、そればかりではありません。こんな歌が庶民に愛されるようになっていったのです。

 「スーダラ節」(作詞:青島幸男 作曲:萩原哲晶)は、1961(昭和36)年8月20日に発売されたハナ肇とクレージーキャッツの実質的なデビュー曲です。この年の6月に『シャボン玉ホリデー』の放映が始まりました。ザ・ピーナッツがメインの番組でしたが、それを周りで支えていたのがクレージーキャッツでした。コミックバンドとして定評があった彼らがテレビに登場すると人気を博すようになりました。さらに映画に出演し、そこで歌われた「スーダラ節/こりゃシャクだった」「ドント節/五万節」「無責任一代男/ハイそれまでョ」が大ヒットするのでした。私が映画館で見た最初の映画が『クレージー黄金作戦』でした。大笑いしてみていた記憶があります。
 ハナ肇、植木等、谷啓、犬塚弘、安田伸、石橋エータロー、桜井センリ、個性的なメンバーでした。現在では犬塚弘さんだけがご存命です。88歳だそうです。いつまでもお元気でいてほしいですね。
Posted at 2017/11/26 18:14:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | 流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
2017年11月25日 イイね!

潮来笠

潮来笠 昭和35年は60年安保の年です。安保闘争が激化し、6月10日にはハガチー事件、そして15日の全学連の国会突入と続きました。その時に樺美智子さんが死亡するという痛ましい出来事もありました。新安保条約は19日に自然成立しました。
 4月に「ダッコちゃん」が発売されました。大ヒットしましたね。栃木の田舎足利では数年後に流行りました。テレビでは快傑ハリマオ、少年探偵団、白馬童子、ララミー牧場などの放送が開始されました。私はテレビで育ったんです。
 歌謡界では、三橋美智也の「達者でな」、赤木圭一郎の「霧笛が俺を呼んでいる」、西田佐知子「アカシアの雨がやむとき」、森山加代子「月影のナポリ」、坂本九とダニー飯田とパラダイス・キングの「ステキなタイミング」、平尾昌晃「ミヨちゃん」などがヒットしました。第2回日本レコード大賞を受賞したのはは松尾和子と和田弘とマヒナスターズの「誰よりも君を愛す」で、新人賞を受賞したのがこの曲でした。

 「潮来笠」(作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正)は、1960(昭和35)年7月に発売された橋幸夫のデビュー曲です。股旅物の代表曲でもありますね。といっても当時は股旅がなんだかわかりませんでした。そもそも曲名が読めませんでした。それにしてもヒットしましたね。小学生の頃には♪潮来の伊太郎 ちょっと見なれば♪とみんなで口ずさんでいました。
 橋幸夫は舟木一夫、西郷輝彦とともに「御三家」と呼ばれていました。60年代のアイドルでした。吉永小百合とのデュエット曲「いつでも夢を」、そして「霧氷」も大ヒットして、どちらもレコード大賞を受賞しています。それ以外にも「江梨子」「恋をするなら」「あの娘と僕-スイム・スイム・スイム-」「 雨の中の二人」「恋のメキシカン・ロック」も好きな曲です。♪しとしとぴっちゃん♪の「子連れ狼」も印象深い歌です。安倍里葎子とのデュエット曲「今夜は離さない」はスナックでよく歌いました。橋幸夫さんは現在でもテレビで時たま見かけます。歌謡曲を語るには忘れてはいけない歌手ですね。

 この曲にはちょっとした思い出があります。中学生になったかならない頃に、平和島ヘルスセンターでNHKのだったかどうか覚えていませんが、のど自慢を見に行ったことがあります。従兄弟の歌好きのノブオ君が「潮来笠」を歌いました。かっこ良かったです。私も人前で歌いたいなと思ったものでした。

Posted at 2017/11/25 16:38:27 | コメント(3) | トラックバック(0) | 流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
2017年11月24日 イイね!

僕は泣いちっち

僕は泣いちっち 1959(昭和34)年は戦争に負けてから14年が経ちました。日本の復興は順調に進み、高度経済成長期入っていました。4月10日には今上天皇と正田美智子様がご結婚なされました。ミッチー・ブームは最高潮に達しました。テレビ朝日とフジテレビの放映が始まり、現在のテレビ局がほぼ揃いました。翌年には本格的なカラー放送が始まります。
 スポーツ界では大相撲では栃錦と若乃花の栃若時代でした。野球界では4月26日に王貞治選手が第一号ホームランを打ち、6月25日には天覧試合で長嶋茂雄選手が村山実投手からサヨナラ本塁打を打ちました。伝説となりましたね。
 音楽会ではザ・ピーナッツが「可愛い花」でデビューしました。「情熱の花」がヒットしました。双子と言えばこまどり姉妹も「浅草姉妹」をヒットさせています。フランク永井「夜霧に消えたチャコ」、スリーキャッツ「黄色いさくらんぼ」、小林旭「ギターを持った渡り鳥」、ペギー葉山「南国土佐を後にして」、和田弘とマヒナ・スターズと松尾和子「誰よりも君を愛す」といった曲がヒットしました。12月27日には第1回日本レコード大賞が開催され、水原弘「黒い花びら」が大賞を受賞しました。
 この曲も印象的な歌でした。

 「僕は泣いちっち」(作詞/作曲:浜口庫之助)は1959(昭和34)年9月に発売され大ヒットしました。私は生まれていましたが、リアルで聴いていたわけではありません。テレビやラジオで聴いていたと思われますが、歌い出しの♪僕の恋人東京へ行っちっち♪が衝撃的です。といっても小学生の私には最初はなんだかわかりませんでした。♪なんでなんでなんで♪の部分ををよく歌っていました。作詞作曲はハマクラさんです。初期のヒット曲ですね。
 守屋浩はもともとはロカビリー系です。日劇ウエスタン・カーニバルでデビューしています。ソロになってこの歌を大ヒットさせ、その後「大学かぞえうた」や「有難や節」もヒットさせました。井上ひろし、水原弘と3人合わせて「三人ひろし」と呼ばれたりしていました。

 守谷浩さんは昭和13年生まれですから来年には80歳になります。脳梗塞で倒れたりしたそうですが、数年前にテレビでお見かけしたことがあります。いつまでも長生きしてほしいものですね。

Posted at 2017/11/24 18:19:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「今晩の呑み始めです♫」
何シテル?   04/27 18:00
 温泉に浸かり、懐かしい歌を口ずさむおやじです。  

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2017/11 >>

    123 4
56 7 8910 11
1213 14 151617 18
1920 212223 24 25
2627 28 2930  

リンク・クリップ

流行歌研究会 歌手別索引 
カテゴリ:流行歌研究会
2013/01/06 10:08:33
 
足利発 温泉に行こう! 
カテゴリ:温泉
2011/09/04 04:52:33
岡野真也のブログ 
カテゴリ:岡野
2009/08/23 21:19:08
 

愛車一覧

スズキ ソリオハイブリッド スズキ ソリオハイブリッド
相方との共用です
トヨタ C-HRハイブリッド トヨタ C-HRハイブリッド
C-HRに乗って日本全国の温泉地に行くのが夢です。
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
新しい相棒で温泉ドライブに行きまくります(笑)
トヨタ アレックス トヨタ アレックス
 最初の3年半は片道52キロの通勤に耐えてくれました。現在は週末の200キロを超すドライ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation