
散歩は鑁阿寺までの往復が基本です。途中に「足利学校」もあるのですが、なぜか素通りしてしまいます。昨日は春の足利学校も紹介しようと久しぶりに寄ってきました。

入徳門をくぐります。

受付で「ご入学おめでとうございます。」と言われて入学証と学生証をいただきます。じじいになっても嬉しいものです。

学校門です。観光客がいますね。

字降松です。なんと読むのかわからない方は私に訊いてください。

遺蹟図書館は工事中でした。中をちょっとだけ見ました。

天の邪鬼なので建物の裏の道から歩きます。まだ桜が残っていました。

「衆寮」の机です。皆さん、勉強していますか?

人気の「宥座之器」です。

入ってみましょう。中でも写真はたくさん撮ったのですが、興味がある人はフォトアルバムでご覧ください。

方丈です。漢字クイズに挑戦できます。そういえば孫のソー君が漢検4級を受験すると言っていました。

北庭園です。

また順路を逆に歩いています(苦笑)

『今 読んでほしい 相田みつをのことば」
初めて読みました。勉強になりました。
「受け身」 相田みつを
柔道の基本は受身
受身とは投げ飛ばされる練習
人の前で叩きつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です。
つまり、人の前で失敗をしたり 恥をさらす練習です。
自分のカッコの悪さを多くの人の前で
ぶざまにさらけ出す練習
それが受身です。
柔道の基本では
カッコよく勝つことを教えない
素直にころぶことを教える
いさぎよく負けることを教える
長い人生には
カッコよく勝つことよりも
ぶざまに負けたり
だらしなく恥をさらすことのほうが はるかに多いからです。
だから柔道では 始めに負け方を教える
しかも、本腰を入れて 負けることを教える
その代り
ころんでもすぐ起き上がる 負けてもすぐ立ち直る
それが受身の極意
極意が身につけば達人だ
若者よ 失敗を気にするな
負けるときにはさらりと負けるがいい
口惜しいときには「こんちくしょう!!」
と、正直に叫ぶがいい 弁解なんか一切するな
泣きたいときには 思いきり泣くがいい
やせ我慢などすることはない
その代り
スカッーと泣いて ケロリと止めるんだ
早くから勝つことを覚えるな
負けることをうんと学べ 恥をさらすことにうまくなれ
そして下積みや下働きの 苦しみをたっぷり体験することだ
体験したものは身につく
身についたものー それはほんものだ
若者よ
頭と体のやわらかいうちに 受身をうんと習っておけ
受身さえ身につけておけば
何回失敗しても
すぐ立ち直ることができるから・・・・・・
そして
負け方や受身の ほんとうに身についた人間が
世の中の悲しみや苦しみに耐えて
ひと(他人)の胸の痛みを 心の底から理解できる
やさしい暖かい人間になれるんです。
そういう悲しみに耐えた 暖かいこころの人間のことを
観音さま、仏さま、と 呼ぶんです。

孔子廟(聖廟)に入るのを忘れていました。

孔子座像
小野篁座像

学校門をでるとツアー客がいました。嬉しいものです。足利を楽しんでくださいね。
フォトアルバム:足利学校(2025年4月17日)

鑁阿寺にも寄りましたが、画像はこれだけです。

足利美術館にも寄りました。「橋口五葉のデザイン世界」が開催されています。橋口五葉は知らなかったのですが、夏目漱石の『吾輩ハ猫デアル』の装幀を手掛けた人と言うので観てきました。

写真は撮れませんでしたのでネットからの借り物です。私も一応、文学士ですから見たことはあります。そういえば漱石もここ数年は読んでいないなぁ…。
Posted at 2025/04/18 09:11:03 | |
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足利 | 日記