グローバルな運び屋を目指してキャリーカートを購入した。68kgまで積載できる中型の折りたたみ式である。ネットショップの商品の評価を見ていると、取り扱いが不便だという意見がたくさん見られる。実は、この主のキャリーカートは運送業の現場で広く使われていて、その取り扱いに慣れることが新人の最初の課題だったりする。私がいた職場にあったものは鉄製で折りたたみ式ではなく「ネコ」と呼ばれていた(ちなみにヤマト運輸ではない)が、構造に違いはなく取り扱いのコツが適用可能と思われるので、たいしたことではないがUPしておこうと思う。
キャリーカート(ネコ)取り扱いtips
1、荷物はカートの底板に積み重ねるのではなく、重ねておいたところにカートの底板を差し込む。積み重ねた荷物を向こう側に傾けて、手前側にできた隙間に底板を差し込めばスムーズにいく。
2、カートを寝かせて動かせるようにするとき、ハンドルを手前に引っ張るのではなく、底板のあたりを足で前に蹴って足払いをかけるようにする。底板から荷物がはみ出しているときは特に重要で、ハンドルを手前に引っ張ると荷物が前方に倒れてしまう。
3、カートは後ろ手に引っ張るのではなくて、前に持って押す。後ろ手に引くと荷物の状況が見えなくて危ないし、回転半径が大きくなるのであちこちにぶつかる。前に押すと「四輪操舵」と同様、急旋回や切り返しが楽にできる。
4、エレベーターや電車の中などで立ち止まるときは荷物から先に入れてカートを立てて車輪の間に立てば最小限のスペースで済む。カートを立てるとき、急激に立ち上がらないようにまず底板を足で押さえ、ハンドルを押さえながらゆっくりと立てる。
キャリーカートを見ると、上のような取り扱いができるような構造にちゃんとなっていることがわかるはず。付属の説明書には折りたたみの方法しか書いていなかったので、扱い方がわからない人が多いのは無理もない。慣れれば運送業者みたいに重い荷物を積んで走ったり坂を越えたり便利に使えるようになると思うので、参考まで。
棒人間のイラスト追加してみた。ネコは足で扱うものである。手は添えるだけなので腕力は必要ない。それに、このようにすればネコに曲げる力がかからないので「グニャグニャして不安」ということもない。
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雑感 | クルマ
Posted at
2014/09/13 14:20:49