
広島出身の私であるが、必ずしも「もみじ饅頭」ばかりがスタンダードではないのだ。
私の心を捉えて離さないのが・・・「母恵夢」・・そう「ポエム」なのだ!!
おいおい、「ポエム」と言ったら「愛媛松山」のお菓子だろうが・・と言われそうだが、実は広島にも深く関わっているお菓子なのだ。
それは何故か?実は広島には「ポエム」の営業所があり、古くから盛んにTVCMを流していた。
おかげで、小さな私は「ポエム」は広島のお菓子!?と錯覚していた程なのだ。。。
オリジナルの「ポエム」は、三層の包みにくるまれて、しっとりとした外皮と、ホコホコとした内側の「アン」の微妙なマッチングが最高である。
決して安いモノではなかったが、東広島から広島へ、母親の買い物に付き合って行った時には、その帰り、広島駅の地下街へ下って、よく「ポエム」をせがんだモノだ!!
広島といえば、「チチヤス」 も筆頭に上げて良いだろう。
意外に知られていないが、日本で始めて「ヨーグルト」を作ったのは「チチヤス」であった。
いまでも、微妙な味のチューニングをしながら「クラッシック」という名称で、売られているのがそれだ!!
「クラッシック」は、クセが無く本当に食べ易いヨーグルトだ!!
さらに驚いた事に、日本で始めて「プラスチック容器入り」のヨーグルトを発売したのも「チチヤス」であった。。。
広島の大野町の「チチヤス」へ行くと、その「プラスチック容器」の設計図があるが、これは機械屋の僕が見てもかなり精巧な図面だ!
思わず、秘密裏に「寸法値」が入っていない、その図面に、思わず「数字」を入れたくなるのは私だけであろうか?
いや!機械屋や図面を書く事がある人間なら、必ず、そんな衝動に駆られるに違いない。
今度会社の「形状輪郭測定器」で、真面目に「チチヤス」の「ヨーグルトの容器」を計測してみたい・・・と密かに思っている。
少し、広島から離れるが、第二の古里といえる新潟にも、思い入れのある「一品」がある。
「安田ヨーグルト」だ!!!
見よ!この牛乳瓶とまごうばかりの容器を!!
そして、めちゃめちゃ濃厚な味・・正直、僕は一口しかいけないが、それでも忘れえぬ新潟の味である。
これらのモノは、つい数年前まで、その地方でしか入手できなかったが、最近ではずいぶんと色々な地域でも入手できるようになった。
相模原に来てからも、「チチヤスヨーグルト・クラッシック」は僕の朝食に欠かせ無いアイテムだ。
かつての「ピエトロ・ドレッシング」の様に、その地域を離れれば、流通してなく、お土産として重宝したなどという事は、どれも無くなったが、逆にどこへ居ても思い出の味に触れる事が出来る様になった事は、僕は嬉しいと思うのだ。
コレを読まれている皆さんにも、きっと思い出の「一品」があると思うのだが、まったく幾つになっても忘れられないモノだと思う。
いつでも、どこでも食べれる事に異論を唱える方も居るが、僕は、いつでもスグ帰れる訳ではないので、こうして手軽に入手できる事は良い事だと思うのだ。
さて、みなさんはどうお考えなのか、お気軽にコメントを頂ければ幸いだ。。
ポエムHP:
http://www.poeme.co.jp/index.html
チチヤスHP:
http://www.chichiyasu.com/
安田ヨーグルト:
http://www.yasuda-yogurt.co.jp/
Posted at 2005/10/04 00:53:04 | |
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