夏休み☆吉田拓郎

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　昨日から多くの学校は夏休みだそうです。私はというと今月中は夏休みなどとれそうもありません。昨日も出勤でした。８月になればお盆休みはとれそうです。ということで夏の予定はまだ何もありません。一泊でもいいから温泉旅行にでも行きたいなぁ…。
　小学校の夏休みといえば絵日記ですね。絵を描くのが下手な私はあれが苦痛でした。家が貧乏でしたので旅行に行った記憶はありません。高校時代の思い出は悪友たちと新潟の鯨波でキャンプしました。不良グループとのいざこざがありました。鯨波といえば娘たちが小さい時にも行きました。楽しい思い出です。大学時代には音楽仲間と御宿に海水浴に行きました。浜辺でビキニ姿の女の子と意気投合して、なんてことはありませんでした。
　夏休みで一番強く印象に残っているのは１９７１（昭和４６）年の夏です。私は中学生でした。東京に住んでいた従兄のノブオ君のアパートに遊びに行きました。渋谷や新宿などを案内してもらいました。田舎者の私にとっては驚きの連続でした。とても感激しました。地下鉄に乗ったのもこの時が初めてでした。
　アパートに戻ってノブオ君はレコードを聴かせてくれました。衝撃を受けました。大げさではなく私の人生のターニングポイントでした。私の青春はその時に始まったのです。そのレコードは『よしだたくろう オン・ステージ ともだち』です。吉田拓郎との出会いでした。家に帰るとすぐにレコード屋さんでそのＬＰを買いました。シャリショリシャリショリするほど聴きまくりました。ほどなくして質屋に行き、安いガットギターを買いました。
　「夏休み」（作詞／作曲：よしだたくろう）はそのＬＰの中に収録されています。多くの歌手にカバーされる夏歌のスタンダード曲です。拓郎自身もさまざまなバージョンで歌っています。
　やっぱり拓郎はいいなぁ。私の青春はもう少し続きそうです。
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