
「フォークソングの東京・聖地巡礼 1968-1985 金澤信幸 著 講談社」を読了。
フォークソングが好きなのでフォーク関連の本は読んできました。この本もその流れで読んだのですが、私はフォークについてなにも知らないのだと痛感させられるものでした。フォークソングの名盤と言われるアルバムをたくさん持っているわけではありませんし、伝説のフォークコンサートを観たわけではありません。拓郎のコンサートでさえ地元足利でのコンサートしか行ったことはないのです。
あらためてフォークソングを確認するためにこの本を参考に音楽ブログを書いてみたいと思います。最初はフォークの神様と言われた岡林信康の曲です。
「チューリップのアップリケ」(作詞:岡林信康 · 大谷あや子 作曲:岡林信康)は、1969(昭和44)年に発売された岡林信康の3枚目のシングル「流れ者」のB面です。まだ小学生だった私ですからレコードは買っていません。でもラジオで聞いたのでしょうか、中学生の時には知っていました。岡林信康の「
山谷ブルース」「友よ」「チューリップのアップリケ」「手紙」などは拓郎より前に知っていました。特にこの歌は心に染みました。それは家が貧しかったからです。フォークは貧乏くさいと言われることがありますが、それを聴きながら負けるものかと思った人が昭和の時代にはたくさんいたのです。岡林信康を聴くと泣けてしまいます…。
この本では「東京のフォークはここから始まる」として台東区山谷が紹介されます。「山谷ブルース」でその地名は知っていましたが行ったことはありません。
ブログ一覧 |
流行歌研究会 | 趣味
Posted at
2022/04/09 15:35:52