「黒のクレール」(作詞/作曲:大貫妙子)は、1981(昭和56年)に発売された。大貫妙子の楽曲です。
大貫妙子の名前はシュガー・ベイブのメンバーでしたので70年代から知っていました。ところが80年代からはよくわからないのです。では全然知らなかったのかと言われるとそうでもありません。折に触れて彼女の名前を見たり聞いていたのです。でもレコードを買ったわけではありませんし、テレビで観た記憶もありません。
ではどうして大貫妙子の曲を憶えているのでしょうか。音楽業界では彼女の音楽性は高く評価されていてCMにも多く使われています。「黒のクレール」も日立マクセルのCM曲でした。映画やドラマの主題歌にも採用されています。「ピーターラビットとわたし」や「夏に恋する女たち」という曲は知っていますが、その映画やドラマは観ていません。有名な映画『Shall we ダンス?』の主題歌も彼女が歌っていました。その時も大貫妙子の名前は見たはずです。あの映画がヒットしたのは1996(平成8)年でしたからもう26年も経っています。