フォークソングが好きです

「フォークソング　されどわれらが日々　週刊文春　編」読了しました。

　フォークソング狂いでした。学生時代には「三人の会」というバンドを組んでいたこともあります。今でもドライブの車の中で聞く６割くらいはフォークソングです。

　この本の内容は、南こうせつ、りりィ、ＮＳＰ、三上寛、山崎ハコ、ビリー・バンバン、なぎら健壱、高石ともや、カルメン・マキ、シモンズ、西岡たかし、友川かずき、小室等のインタビュー記事です。
　りりィが下田逸郎のアルバム「遺言歌」の中でレーニアという名前で「ひとりひとり」という歌を歌っていたことや、山崎ハコの暗いイメージは事務所の社長の命令で、その社長が失踪したこと、そして友川かずきが加藤廣志の弟子でバスケットボールの指導者になろうとしていたことなどを初めて知りました。
　また、高石ともやのモットーが「若い者には負ける」だとか、西岡たかしの「俺も定年退職させてくれ」という言葉にはなるほどと思いました。
　さらに、小室等の「フォークソングは、もともとメッセージが内包されている」という含蓄あるお言葉には頭が下がりました。
　
　懐かしく読んだのですが、なぎら健壱の次の言葉は強烈でした。

フォークを「懐かしい」という人がいるが、アタシたちは決して懐かしい存在じゃない。

　この本を職場で読んでいたら、真面目なナカちゃんが「僕、三上寛のＣＤを持っていますよ。」と言ってきました。驚きました。早速借りました。
　このブログでも「流行歌研究会」の立場で、でいろいろなフォークシンガー、歌を紹介しますね。