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ほぼ一週間寝込んでいました。頭はボーっとしていたのでまたもな考えごとはできませんでしたが、頭に浮かんできたのはなぜか小学校の頃のことでした。体調が悪い時だからこそ元気に遊びまわっていた頃の自分を思い浮かべたのでしょうかね。
あの頃は歌謡曲全盛でした。黛ジュン、ザ・ピーナッツ、弘田三枝子等の曲を歌詞の意味もわからないまま聞いていたものでした。そんな田舎のガキの耳に突然入ってきたのが「おらは死んじまっただ…」という摩訶不思議な曲でした。ザ・フォーク・クルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」です。それだけならただのコミックソングの一つとしてで終わったのかもしれませんが、友人に『紀元貮阡年』というアルバムで「悲しくてやりきれない」「何のために」などを聴かされフォークルの印象は大きく変わりました。
フォークルは加藤和彦、北山修、端田宣彦がメンバーでしたが、実質的な活動は1年ほどでした。でもその影響は計り知れないものがあります。解散後もメンバーの一人はしだのりひこはジローズの杉田二郎らと「シューベルツ」を結成し1969年には不朽の名曲「風」をヒットさせています。
シューベルツ解散後には「はしだのりひことクライマックス」を結成しました。メンバーは、はしだのりひこ、藤沢ミエ、中嶋陽二、坂庭省悟です。そして1971年に「花嫁」(作詞:北山修 作曲:端田宣彦 坂庭省悟)を大ヒットさせました。2枚目のシングル「ふたりだけの旅」も名曲です。
クライマックス解散後は「はしだのりひことエンドレス」を結成しています。「嫁ぐ日」という佳曲をヒットさせています。その後はソロ活動もしていましたが、ご自身の病気、そして奥さんの看病をしていて歌手活動は停止しているようです。そんなこともあったのでのりちゃんのことを思い出したのでしょうか。
ここではクライマックス時代の「花嫁」を紹介します。YouTubeで作曲者の一人である坂庭省悟さんの「花嫁」も見つけました。こんな風にやさしく歌う「花嫁」もいいですね。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2012/07/08 07:51:36