8月は日本人にとって大切な月です。6日は広島、9日は長崎の原爆の日です。そして今日15日は終戦記念日です。戦争で亡くなった人たちを追悼すると同時に、戦争について考えなければいけません。
私の好きなフォークソングの中にはプロテストソングというのがあります。反戦歌もそれに含まれます。記憶に残る反戦歌はたくさんあるのですが、今日は「大統領殿」という歌を紹介します。
私がこの歌を初めて聞いたのは1968年発売の「受験生ブルース 高石友也フォーク・アルバム第2集」ででした。その中では「拝啓大統領殿」という題名でした。この大統領とはベトナム戦争時のアメリカのジョンソン大統領かニクソン大統領かなと思っていました。しかし、後にこの曲がシャンソンであることを知りました。意外でした。ベトナム戦争というとアメリカの介入というイメージが強いのですが、その前はフランスが主体だったのですね。「脱走兵(Le Déserteur)」(作詞:ボリス・ヴィアン 作曲:H.B.ベルグ ) はインドシナ戦争中に作られました。多くのフランス人に愛唱されたそうですが放送禁止曲でもあったようです。
拝啓 大統領殿
先日の竹島訪問は誠に遺憾なことです。どうして日本を挑発するようなことをなさるのでしょうか。まさか、ご自身の人気取りのためにしたわけではないでしょうね。わが国ではおばさんと呼ばれる中高年の女性は貴国のドラマに夢中になっております。そのロケ地を訪ねるツアーが人気です。若者は少女時代やKARAと一緒に踊り、東方神起、BIGBANG、超新星に熱狂しています。日本人が貴国に対してこんなに親愛の情を持つ時代は未だかつてなかったと思われます。それなのに敵対行為を行うのはどうなんでしょうか。よくお考えになっていただきたいと思います。 敬具
世界中の為政者に聴いてもらいたい曲です。ここでは加藤和彦の歌でどうぞ。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2012/08/15 08:29:24