
午後五時五分、アコースティックギターの音が聞こえてきました。足利市民会館大ホールの緞帳が上がります。ガロのボーカル、裕美ちゃん、こうせつおいちゃん、そして正やんが立ってます。みんな本物です。オープニング曲はフォークソングの代名詞とも言える「
あの素晴らしい歌をもう一度」です。自然と涙が溢れてきました。
昨日は「なごみーず&南こうせつプレミアムコンサート」に行ってきました。このブログでは、ちょっと偉そうにフォークソングや歌謡曲を紹介している僕ですが、実はコンサートにはあまり行ったことがないのです。太田裕美も、ガロも、かぐや姫、風もライブに行ったことはありませんでした。
オープニングの後はおいちゃんは引っ込み、なごみーずのステージです。最初はガロの「地球はメリーゴーランド」から始まりました。好きな曲です。そのあとそれぞれの持ち歌です。ガロでは「君の誕生日」を歌ってくれました。そしてボーカルこと大野真澄といえば「
学生街の喫茶店」ですよね。感動しました。
裕美ちゃんは大好きな「
さらばシベリア鉄道」を歌ってくれました。もちろん「
木綿のハンカチーフ」もね♪可愛かったです。でも裕美ちゃんはただのアイドル歌手ではありませんね。若い頃よりも声が出ているのではないかと思いました。
正やんは「海岸通」「22才の別れ」といった名曲を披露してくれました。一時はあまり聞きたくないと思うほど声が出なかった正やんですが、かなり戻ってきたというか、味のある歌声でした。そして何といってもギターです。涙がちょちょぎれます!
なごみーずのステージの最後はこの曲でした。
「ママはフォークシンガーだった」(作詞:北山修 作曲:長谷川きよし)はなごみーずの曲ではありませんが、ステージで大切に歌っている曲のようです。僕も40年前はフォークシンガーだったんですよ♪
後半は南こうせつのステージです。一曲目は何かなと思っていたのですが、なんと正やんと二人で「
加茂の流れに」を歌ってくれました。学生時代の思い出の曲です。あらためて涙がこみ上げてきました。そのあと正やんは引っ込んでしまいましたが、かぐや姫の「妹」「
雪が降る日に」「マキシーのために」「青春の傷み」といった曲を次々に歌ってくれました。もちろん全部歌えます♪
ソロになってからの曲も歌ってくれました。
「夢一夜」(作詞:阿木燿子 作曲:南こうせつ)は、1978(昭和53)年に発売された南こうせつの4枚目のシングルです。切ないラブソングですね。それにしても南こうせつはいくつになっても変わらないですね。歌が上手いです!
最後はなごみーずのメンバーと一緒に「神田川」を歌ってくれました。バイオリンはもちろん佐久間順平さんです。おいちゃんから東海林太郎とからかわれていました。こんなジョークで盛り上がってしまう観客でした(笑)
アンコールの一曲目は「うちのお父さん」です。おいちゃんのコンサートといえばこれですね。中高年たちが総立ちで大盛り上がりでした。二曲目は「
ささやかなこの人生」でした。風の名曲です。そして最後の曲は「なごり雪」でした。
青春時代にタイムスリップすることができました。夢のような一夜でした。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2017/02/19 09:57:58