
昨日、ネットのニュースを見ていると「はらぺこあおむし」という文字が目に飛び込んできました。「あの絵本のことかな?」と思いながら読むと米国の絵本作家、エリック・カールの訃報記事でした。謹んでお悔やみ申し上げます。
「はらぺこあおむし」は、娘たちのために買った絵本の中の一冊です。「ぐりとぐら」や「うさこちゃんシリーズ」などと同様に娘たちのお気に入りでした。今でも家に今あるはずだと探したのでしたのですが見つかりません。妻に訊くと孫の所にあるということでした。
絵本を探しながら口ずさんでいたのがこの歌でした♪
「童話作家」(作詞/作曲:さだまさし)は、1976(昭和51)年に発売されたさだまさしのファーストアルバム『帰去来』に収録されています。この年の4月にグレープは解散しまいましたが、さだまさしは11月に「
線香花火」でソロデビューします。同時にリリースされたのが『帰去来』だったのです。
昭和51年といえば私の学生生活が始まった年です。私が専攻したのは国語国文学でじたが、絵を描くのが苦手でしたので絵本はあまり興味がありませんでした。エリック・カールさんの「はらぺこあおむし」も全く知りませんでした。唯一いわさきちひろだけは彼女に関する本を読んだことがあります。
児童文学まで広げれば少しは興味を持っていました。何と言っても宮沢賢治ですね。今でも宮沢賢治全集が本棚に積んであります。学生時代に読んだ児童文学者では『龍の子太郎』の松谷みよ子、『ベロ出しチョンマ』の斎藤隆介、『ノンちゃん雲に乗る』の石井桃子、『でかでか人とちびちび人』の立原えりか、『兎の眼』の灰谷健次郎などがいます。
下宿でグレープを聴きながら日本文学を渉猟していた根暗な私でしたが、さだまさしの『帰去来』を聴きはじめた頃に彼女と呼べる女性が現れました。その時には楽しい学生生活が続くと思っていたのですが…。
また湿っぽくなってしまいました。真理ちゃんに慰めてもらいましょう♪
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2021/05/28 12:43:10