スラバヤ通りの妹へ☆松任谷由実

　みなさん、こんばんは。今日の足利は冬晴れの一日でした。午前中を中心に家の片付けなどをしていました。午後は疲れてしまい将棋観戦しながらうとうとしていました。
　今日は立春です。暦の上では春になったわけです。まだまだ寒い日が続くと思いますが、気分だけは春になりたいと思います。と言うことで音楽ブログです。こんな曲はどうでしょうか。

　「スラバヤ通りの妹へ」（作詞/作曲: 松任谷由実）は、１９８１（昭和５６）年に発売されたユーミンの１１枚目のアルバム『水の中のASIAへ』に収録されています。これは「スラバヤ通りの妹へ」「HONG KONG NIGHT SIGHT」「大連慕情」「わき役でいいから」４曲しかないミニアルバムです。当時は社会人になっていましたが買いませんでした。アルバムの題名も忘れていました。この中の「HONG KONG NIGHT SIGHT」と「大連慕情」は知りません。「スラバヤ通りの妹へ」と「わき役でいいから」は知っています。おそらくベストアルバムで聞いたのでしょう。

　スラバヤとは人口３００万を超えるインドネシア第２の都市です。インドネシアには行ったことはありませんし、なんの知識も持ち合わせていません。ただ、一人の教え子と繋がります。その生徒は在学中は精神的に病んでいて不登校傾向でした。なんとか卒業はできたものの進学先も自分の思うような学校へは行けませんでした。進学後の様子を彼女の祖母が時々教えてくれました。それによるとインドネシア語の勉強をしてインドネシアに留学していたそうです。その時にスラバヤ通りを歩いたかどうかはわかりません。でもそんな生活をしているうちに精神的にも強くなったようです。そして去年の春でしたが、おばあちゃんから電話がありました。「少し回り道をしましたが、希望していた客室乗務員（CA）になれたんですよ」と嬉しそうに報告してくれました。コロナで航空業界も大変ですが元気でやっていることでしょう。

　曲中で何回も繰り返される"RASA SAYANG GEH"というフレーズがあります。これはインドネシア語で「いとしく思う気持ち」「愛情や親しみのこもった感情」のような意味だそうです。インドネシア、マレーシア、シンガポールなどで有名な民謡・フォークソングで「ラサ・サヤン Rasa Sayang」があります。日本では「川で歌おう」として知られています。小学校の時のバス遠足で歌った記憶があります。皆さんは知っていますか？