赤い風船☆浅田美代子

　「赤い風船」（作詞：安井かずみ　作曲：筒美京平）は１９７３（昭和４８）年に発売された浅田美代子のデビュー曲です。『時間ですよ』の劇中歌でオリコン１位を獲得しています。
　美代ちゃんは『時間ですよ』のお手伝いさん役でデビューしました。健ちゃん、浜さん、ミヨちゃんの「トリオ・ザ・銭湯」のコントは秀逸でした。歌手としては「ひとりっ子甘えっ子」「わたしの宵待草」「しあわせの一番星」「じゃあまたね」等をヒットさせましたが音のはずし方も話題になりました。世の中の音痴を勇気づけましたね。
　拓郎の毒牙にかかり結婚をして芸能界を一時引退しました。離婚後は「釣りバカ日誌」のみち子さん役や『さんまのSUPERからくりTV』での天然キャラが人気を集めています。おバカキャラといわれるタレントがたくさん登場しましたが、美代ちゃんとは格が違います。演出家の久世光彦の厳しい指導のもと、森光子さん、堺正章、悠木千帆（現：樹木希林）といった錚々たるメンバーに揉まれたのですからそれも当然ですね。
　それにしても美代ちゃんはいくつになっても可愛いですね。