春雨☆村下孝蔵

　立春の数日前から気温の高い春めいた日が続いたので、今年の春は早くやってくるのかなと思っていたのですが、今日は雪の予報でした。
　朝の四時前から外の様子を窺っていましたが、雨は降っていたものの雪に変わる気配はありませんでした。７時前頃になってやっと雪に変わりましたが、長い時間は続きませんでした。結局、足利では雪の降った時間は短く、積もることはありませんでした。今日は雪が少し混じった雨の一日でしたというのが正しい表現のようです。
　雪が降ると思っていたので拓郎の「外は白い雪の夜」、かぐや姫の「雪が降る日に」、グレープの「雪の朝」、千春の「雪化粧」のどれかを紹介しようと思っていたのですが、急遽雨の歌にしました。

　「春雨」（作詞／作曲：村下孝蔵）は１９８１（昭和５６）年に発売された村下孝蔵の２枚目のシングルです。「初恋」を初めとした名曲をたくさん残しましたが、私が一番好きなのはこの「春雨」です。今日みたいな雨の日に聞くと涙が出てきます。
　こんな日にはあなたとのことが思い出されます。楽しいことばかりだったはずなのに、悲しい気持ちになってしまうのはどうしてでしょう…。

　電話であなたの声を聞くこともなくなりました。嫌いだった「さよなら」という言葉でもいいから聞きたい…。