出発の歌☆上條恒彦と六文銭

　私がギターを弾き始めたのは中学校の２年の時からです。拓郎と出会いフォークソングに熱中したのでした。中学校の予餞会で友人達がこの曲を演奏しました。私は人前で演奏する技量がまだなかったので、一緒に演奏することが出来ませんでした。今でも残念な思い出です。

　「出発の歌」（作詞：及川恒平　作曲：小室等）は「合歓ポピュラーフェスティバル'71」のグランプリ受賞曲であり、翌年の１９７２（昭和４７）年には第２回世界歌謡祭のグランプリを受賞しています。小室等のギターの素晴らしさ、上條恒彦の圧倒的な歌唱力は強烈な印象をもたらしました。何かの歌番組（ヒットスタジオ？）で六文銭と上條恒彦を初めてみました。

　六文銭は名前は知っていたのですがヤングギターか新譜ジャーナルの表紙の写真を見るくらいで小室等と及川恒平の区別もつきませんでした。上條恒彦はこの後、テレビの人気番組であった「木枯らし紋次郎」の主題歌を歌いヒットさせました。でも一般には役者としての活躍の方が有名でしょう。若い世代では金八先生での服部先生役として記憶されているでしょう。
　カレンダーを見ると来週末はもう３月です。早いですね。年度末です。卒業シーズンでもあります。多くの人が旅立ちの時を迎えます。新しいステージでも頑張ってほしいですね。