
1975(昭和50)年当時、受験生だった私は禁欲生活を送っていました。男子校ということもあって女子高生と接することもありませんでした。早稲田大学に行きたかった私にとっては、五木寛之の小説『青春の門』はバイブルのような存在でした。この年に映画『青春の門』が公開されました。すぐに見たのか後で見たのかは憶えていないのですが、織江役の大竹しのぶが強烈に印象に残っています。しかし早稲田の学生になるという夢は破れ、織江や大竹しのぶのような女性は私の前には現れませんでした。
「織江の唄」(作詞:五木寛之 作曲:山崎ハコ)は1981(昭和56)年に公開された映画『青春の門』のテーマ・ソングとして発売されました。こちらは杉田かおるが織江でした。テーマソングとはなっていましたが、映画の中では歌われることはなかったようです。杉田かおるも好きな女優なのですが、この曲を聴いて頭に浮かぶ顔は大竹しのぶなのです。
山崎ハコを初めて聴いたのはデビューアルバム『飛・び・ま・す』(1975年)においてです。1曲目の「望郷」で打ちのめされました。2枚目の『綱渡り』も聴きました。「白い花」「ハーモニカ吹きの男」「 綱渡り」が好きです。最近ではご主人であるギタリストの安田裕美とコンサート活動をしていますね。とても幸せそうな顔をしています、
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老人の門をくぐろうとしている私です。これからどんな人たちと出会うでしょうか。素敵な出会いをしたいですね。でも、死ぬまでにもう一度会いたい人もたくさんいるのです。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2013/09/16 13:56:49