雪どけ水☆ふきのとう

　先日、「すずき」さんで蕗の薹の天ぷらを食しました。春の味覚ですね。若い頃は、蕗の薹だけでなく蕨などの山菜を好んで食べようとは思いませんでした。あの独特の苦みが嫌いだったのです。ところが年齢を重ねるにつれてその美味しさがわかるようになってきました。今では酒のつまみとして春になると無性に食べたくなることがあります。年を取ると嗜好も変わるのですね。
　フォークグループのふきのとうは若い頃から好きです。馬齢を重ねた今でも彼らの歌を聴いて涙してしまいます。今日も泣きたくなって聴いてしまいました…。

　「雪どけ水」（作詞/作曲：山木康世）は１９７５（昭和５０）年に発売されたふきのとうのセカンドシングル「南風の頃」のＢ面でした。セカンドアルバム『ふたり乗りの電車』にも収録されています。
　今日は全国的に雨でした。明日は多くの地点で雪に変わって場所的には吹雪の所もあるようです。まだまだ春は来ないのでしょうか。雪どけは・・・。

　 今日、君の目からこぼれた涙は雪どけ水であると信じたい。泣き顔がほほえみに変わる瞬間の涙を見てみたい。
　春になれば僕もほんの少し 素直なれるかなぁ・・・。