東京ららばい☆中原理恵

　今晩の『土曜は寅さん！』は１９８４（昭和５９）年に公開された「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」でした。マドンナは中原理恵でした。フーテンの風子役の中原理恵は良かったですね。それ以外でもタコ社長の娘あけみ役の美保純、トニー役の若き日の渡瀬恒彦、女房に逃げられた福田栄作役の佐藤B作も良かったです。チョイ役でしたが加藤武、秋野太作、人見明、谷幹一、関敬六が観られたのもうれしかったです。

　「東京ららばい」（作詞：松本隆、作曲：筒美京平）は１９７８（昭和５３）年に発売された、中原理恵のデビュー・シングルです。東京を歌った代表曲ですね。午前三時の東京湾近くの港の店で女性と飲んだシャレた経験はないのですが、この曲を聴いているとそんな情景が浮かんでくるから不思議です。
　中原理恵は「東京ららばい」のヒットによって人気になりましたが、欽ドンの!良い子悪い子普通の子」の「良い妻、悪い妻、普通の妻」で「よし子」「わる子」「ふつ子」でお茶の間の人気者になりました。頭が切れるという感じでした。そのあたりが認められて「男はつらいよ」のマドンナにも抜擢されたのでしょう。同年代のタレントの中では好きな女性の一人でした。

　「幸せな恋もあれば、不幸せになる恋だってあるわけでしょ…。」　ｂｙ　さくら