
昭和40年代初め頃に『ヤング720』というテレビ番組がありました。朝からグループサウンズやフォークソングが聴ける不思議な番組でした。もちろん歌謡曲やポップス系の歌手も出演していました。それから落語家の三遊亭小金馬や引田天功のような奇術師、さらには小説家の小松左京や大竹省二のような写真家といった文化人も出ていました。浅丘ルリ子、加賀まりこ、酒井和歌子といった女優さんも出演していました。マリー・オリギンなどという占い師もいました。司会は松山英太郎、関口宏、竹脇無我、由美かおる、大原麗子などが担当していました。
ここまでこんな風に述べてきましたが、この番組はたまにしか観ていませんでした。なにせ1966(昭和41)年~1971(昭和46)年の番組です。番組が始まった頃は私はまだ小学生です。中学校になる前後くらいから見始めたものと思われます。さらに、放送時間が朝の7:30~8:10ということで、全部観ていたら学校に遅刻してしまいます。ということでここまで述べてきたことはネットの受け売りです。
「何故に二人はここに」(作詞:山上路夫 作曲:鈴木邦彦)は、1969年(昭和44年)年に発売されたKとブルンネンのデビュー曲です。たまたま見たにジャックスの演奏を聴いて衝撃を受けたわけですが、それ以上に印象に残っているのがこのKとブルンネンなのです。『ヤング720』とKとブルンネンはセットで記憶しています。といってもKとブルンネンのことはこれまた全く知りません。ネットの受け売りでご容赦ください。
Kこと鈴木豊明さんは、当時は明治大学商学部に在学中でした。六文銭の小室等さんの夫人の弟のようですが、未確認情報です。ブルンネン(クリスタリン・ブランネン)はアメリカの国コネチカット州出身で当時はアメリカン・ハイスクール在学中だったそうです。この曲でデビューし、朝倉理恵や柏原芳恵がカバーしヒットさせた「あの場所から」も歌っています。「ヒデとロザンナ」のライバルのような存在でした。『ヤング720』ではなぜか司会もしていました。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
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2016/06/18 17:30:27