
『かぐや姫』は、1970(昭和45)年に結成されました。当時放映されていた『全日本歌謡選手権』という番組がありました。五木ひろしや八代亜紀がチャンピオンとなりスターダムを駆け上がっていった番組です。そこで「酔いどれかぐや姫」という奇妙奇天烈な歌を披露したのが、かぐや姫でした。メンバーは南こうせつ、森進一郎、大島三平の三人です。 第1期かぐや姫ですね。でもその時だけでいつしか忘れてしまいました。
フォークソングに興味を持ち始めて拓郎を聴いていると再び『南こうせつとかぐや姫』というグループの名前を見るようになりました。1971年に「青春」で再デビューしたのでした。メンバーは山田パンダ、伊勢正三に変わっていました。私が強く『かぐや姫』を意識したのはアルバム『はじめまして』でした。吉田拓郎がプロデューサーとして参加していたからです。1973年の「神田川」の大ヒットにより、超一流のフォークグループとなったことは皆さんご存じのとおりです。
そんな『かぐや姫』も1975年には解散してしまい、3人はそれぞれの道を歩むことになりました。
「夏の少女」(作詞/作曲:南こうせつ)は1977(昭和52)年に発売された、南こうせつがソロになって3枚目のシングルです。榊原郁恵の「
夏のお嬢さん」と間違われそうな曲です。南こうせつは郁恵ちゃんをイメージしてこの曲を作ったのだそうです。ちなみに「夏のお嬢さん」は翌年にリリースされています。こうせつの曲の方が早いんですね。
今日は雨の一日のようです。ソロデビュー曲の「今日は雨」の方がふさわしいのかもしれませんが、郁恵ちゃんをイメージした少女の歌の方がイイですよね♪
『かぐや姫』は解散したものの、その年の「つま恋コンサート」ですぐに再結成しています。そしてその後も何度も再結成されているのです。『かぐや姫』はフォーエバーなんです。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2016/07/09 06:20:45