
「秋は夕暮れ.」
清少納言の昔から日本人は秋の夕暮れにあはれを感じてきました。人生の夕暮れ時を迎えたじじいとなるとなおさら身に染みます。
秋は人恋しい季節です。昔の人を思い出したりもします。みんな元気でいるのしょうか。もう逢えないかもしれない人を思っていると聴きたくなる曲がたくさん頭の中に浮かんできました。その代表がユーミンの曲です。いつのまにかこんな曲をくちずさんでいました。
「私のフランソワーズ」(作詞/作曲:荒井由実)は、1974(昭和49)年に発売されたユーミンの2枚目のアルバム『MISSLIM』に収録されています。このアルバムは学生時代によく聴きました。一番聴いたアルバムかもしれません。もちろん今でも時々聴いています。「
生まれた街で」「瞳を閉じて」「
やさしさに包まれたなら」「
海を見ていた午後」
「12月の雨」「あなただけのもの」「魔法の鏡」「たぶんあなたはむかえに来ない」「私のフランソワーズ」「
旅立つ秋」どれもこれも心にしみてきます。
「私のフランソワーズ」を最初聴いた時は戸惑いました。フランソワーズがわからなかったのです。当時知っていたフランソワーズといえば小説「悲しみよこんにちは」のフランソワーズ・サガンだけでした。調べてみてフランスの女性シンガーであるフランソワーズ・アルディのことだとわかりました。若い頃彼女の歌も何曲か聞いたことがあります。それほど好きにはなれませんでした。私のフランソワーズはユーミンその人だったのです。
そういえばみんカラでもフランソワーズさんというハンドルネームの女性が、何度か私のブログにイイねを付けてくれました。最近は足跡がありません。どうしているのでしょうか…。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2018/10/26 14:31:00