比叡おろし☆小林啓子／小室等

　今日の足利は風が強かったです。上州名物の空っ風、赤城おろしの中を散歩する元気はありません。暖かい家の中でブログを書くことにしました。
　足利市は栃木県ですから上州ではありませんが、群馬県との県境に位置するということもあって、子供の頃から空っ風、赤城おろしという言い方を普通にしていました。私が勤務していた足利西高等学校の校歌にも次のような一節があります。
　♪吹きすさぶ　赤城おろしに
　　 蓬ぐさ　堪へて凜たり　♪
　赤城おろしに吹かれていると「比叡おろし」（作詞／作曲：松岡正剛）という歌が思い出されます。１９７０（昭和４５）年に発売された小林啓子さんの曲です。実はこの人のことはほとんど知りません。「比叡おろし」を歌ったということくらいです。ネットで調べると『ステージ101』のレギュラーだったということですが記憶にありません。この歌を作った松岡正剛という人はもっと知りません。ネットで調べても「へえ～」としか思いませんでした。

　「比叡おろし」を最初に歌ったのは小室等さんです。六文銭の時から歌っていたそうです。残念ながら記憶にありません。ソロになって歌っているのを聴いた記憶があります。そして新六文銭がリブヤングに出演した時にこの曲を演奏しました。感激しました。
　この曲はフォークの名曲として根強い人気があります。関西では特に人気の曲だそうです。多くの人が歌ったりカバーしています。実は私が一番多く聴いたのはチェリッシュのカバーなんです。「チェリッシュ・ベスト・コレクション '74」というアルバムに収録されています。エッちゃんの歌い方はとてもイイです♪残念ながらYouTubeにはありませんでした。これからレコードで聴きたいと思います。