久しぶりに読書のブログです。退職後は時間があってたくさんの本が読めると喜んでいたのですが、実際はなかなか読めません。困ったものです。しかし、このままではいけないと思い昨年の秋から読もうと努力しています。邑楽町立図書館や足利市立図書館に行って本を借りるようにしていていました。実際に読まなくても図書館に行くことが大事なのです。
今年初めて読了したのが内田康夫の「北の街物語」でした。内田氏の作品ですが、短編などは未読もありますが、長編はほぼ読んでいます。ですから書架に並んだ本は読んだものばかりです。ところがこの題名を見た時に読んだかどうかわかりませんでした。『北の街』がどこだかわかれば読んだかどうかもわかるだろうとぱらぱらと読んでみました。『北の街』は最初に思った函館ではありませんでした。読んだことはなさそうだったので借りてきました。
内田康夫氏は2018(平成30)年に亡くなっています。遺作となった「遺譜 浅見光彦最後の事件」は読みました。「北の街物語」は2013年に発行されています。新しい作品です。やっぱり読んでないのかもしれません。家で読み始めました。途中までは初めて読むような感じだったのですが、途中から内容を知っているような気がしてきてきました。やっぱり読んだのかもしれません。こういうことは今までもよくありました。そういう時は読むのを止めることが多かったのですが、今回は読み進めました。そうするとやっぱり読んでないのかもとも思ったりもするのです。どういうことでしょうか。眠い時や酔った時に読んだのかもしれません。テレビドラマで見たのかもしれません。推理小説を再読してはいけないというわけではありません。まあ、良としましょう。
「遺譜 浅見光彦最後の事件」を遺作と紹介しましたが、実は内田氏の作品はまだあるのです。「孤道」という作品です。これは未完なのです。その結末部分を一般から募集しました。最優秀作品が和久井清水氏が書いた「孤道 完結編 金色の眠り」です。図書館で見かけたら読んでみようと思います。
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2020/01/20 18:10:32