ウナ・セラ・ディ東京☆ザ・ピーナッツ

　皆さん、こんにちは。足利は午前中は薄日は差していまいたが、花曇りでした。午後になって雲が厚くなって雨が降ってきました。ザーザー降りではなく春の雨という感じです。
　東京はニュース映像を見ると不要不急の外出自粛要請の影響で閑散としているようです。さすがに「首都封鎖」という言葉には衝撃を受けたのでしょうね。それでも残念なことに東京で６０人以上の感染確認というニュースが飛び込んできました。感染爆発が現実にならなければ良いのですが。
　東京の桜も今日の雨で散り始めたところが多いでしょう。明朝は都心でも積雪の恐れがあるようです。心の中まで寒々としてきます。

　「ウナ・セラ・ディ東京」（作詞：岩谷時子　作曲：宮川泰）は、１９６４（昭和３９）年に発売されたザ・ピーナッツの１４枚目のシングルです。東京のご当地ソングとして今でも歌われる名曲です。

　ザ・ピーナッツは前年に「東京たそがれ」という曲をリリースしています。「ウナ・セラ・ディ東京」とほとんど同じですが、ヒットはしませんでした。

　１９６４年にカンツォーネの女王と呼ばれ日本でも人気のあったイタリアの歌手ミルバが来日公園で「東京たそがれ」を歌うと注目されました。

　アレンジを変え題名も「ウナ・セラ・ディ東京」となり再発売されたのでした。「Una Sera Di Tokyo」はイタリア語で「東京のある一夜」という意味です。
　昔は競作というのがよくありました。この曲も和田弘とマヒナスターズ、坂本スミ子、西田佐知子も歌っていたようです。最近でも井上陽水、矢野顕子、桑田佳祐などがカバーしていますが、「ウナ・セラ・ディ東京」は私の中では絶対にザピーナッツの歌なんです。
　外出自粛の東京の夜が始まります。新宿、渋谷、新橋、浅草といった繁華街はどうなるのでしょうか。足利の飲食店もお客が少ないようですが、東京はもっと大変でしょうね。