
今日4月16日は『桜風忌』です。といわれても知らない人が多いと思います。河島英五の忌日なのです。2001年4月16日に河島英五は亡くなりました。48歳という若さでした。もう19年が経つのですね。ちなみに今日は『康成忌』でもあります。「伊豆の踊子」「雪国」の作者として知られ、ノーベル文学賞受賞者である川端康成の命日です。ガス自殺でした。
私が河島英五を知ったのは学生時代に、名曲「酒と泪と男と女」を聞いてからです。バンド仲間と酒を呑んでいると、その中の一人が突然歌い始めました。歌い終わって河島英五の歌だと教えてくれました。そのうちにテレビから「酒と泪と男と女」が流れるようになりました。清酒「黄桜」のCMソングに起用されたのです。酒を呑み始めたばかりだったのでとても印象に残っています。社会人になっても河島英五はよく聴きました。このブログでも「
時代おくれ」「
地団駄」「
野風増」「
何かいいことないかな」を紹介しています。「時代おくれ」も白鶴酒造のCMソングでしたね。
「旅的途上」(作詞/作曲:河島英五)は、1992(平成4)年に発売された河島英五のシングル「ほろ酔いで」のB面でした。1996年にはA面となって再びリリースされました。というのも濱田酒造の焼酎「隠し蔵」のCMソングに起用されたからです。『隠し蔵』はそのまえから河島英五さんが愛飲していたそうです。
酒の似合うシンガーでした。死因は肝臓疾患だそうです。やっぱりお酒が命を縮めたのかなぁ…。今晩は河島英五を偲んで呑むとするか。
ニコニコ動画の「旅的途上」:https://www.nicovideo.jp/watch/sm13036272
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/04/16 16:33:48