
皆さん、こんにちは。足利は、お日様が顔をのぞかせる時間がちょっとはありましたが、曇りの一日です。
さて、この音楽ブログでは人々の団結・連帯を深める歌を取り上げてきましたが、このコロナに対してはそういうわけにはいきません。皆が集まって大声を上げて歌うなんてできません。ナイトクラブやライブハウス、カラオケには休業要請が出ています。三密は御法度なのです。
でも、今はネットがあります。SNSやユーチューブでいろいろな歌での取り組みがなされています。こんな時に我々が連帯できる歌は何でしょうか?
「上を向いて歩こう」(作詞は永六輔、作曲は中村八大)は、1961(昭和36)年発売された坂本九の曲です。日本のスタンダード・ナンバーを挙げろと言われたら真っ先に思いつく曲です。私が生まれて3年後の歌です。物心ついた頃には歌っていました。当時の日本人の生活は、まだまだ苦しく貧しいものでした。そんな昭和の人たちを慰め、励ましてくれたのがこの歌なのです。
坂本九さんが亡くなったのは1985年(昭和60年)です。日本航空123便墜落事故の犠牲者の一人で、43歳という若さで亡くなりました。あの時多くの人が空を見上げてこの歌を口ずさみました。そして涙しました。もう四半世紀が経とうとしているのですね。
この歌は1963(昭和38)年に「SUKIYAKI」という題でアメリカで発売されました。すると『ビルボード』で、なんと1位を獲得したのです。日本のみならず世界のスタンダード・ナンバーなのです。
演出家の宮本亞門さんの呼びかけで始まったプロジェクトです。
日本を元気に!みんなで歌って「上を向いて歩こう」という企画です。
演歌歌手も頑張ってますよ~!
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/04/22 16:27:23