
皆さん、こんにちは。
足利は今日も暑かったです。午前中は所用で栃木市まで行ってきました。ここ数日ちょこちょことお出かけしています。それについては明日あたりブログで紹介します。
午後はAbemaTVで藤井聡太七段の応援です。渡辺明棋聖も強敵です。予想通りの大熱戦です。藤井聡太君の持ち時間が少ないのが心配です。そろそろ風呂に入って晩酌をしたのですが、どうしようか考えています。最後まで見ようかな?とにかく聡太君頑張れ!
将棋観戦をしながら今日も音楽ブログを書きました。グループサウンズはまだ続きます。
「朝まで待てない」(作詞:阿久悠 作曲:村井邦彦)は、1967(昭和42)年に発売されたモップス(The Mops)のデビュー曲です。私にはグループサウンズというイメージはありません。モップスはサイケデリックロックバンドです。私は好きではありませんでした。しかし「月光仮面」(1971年)をラジオで聴き面白いと思いました。そして「
たどりついたらいつも雨ふり」(1972年)でファンになりました。何と言っても我等が拓郎の曲ですからね。
ザ・モップスは1974年に解散しました。ベース&ギター担当の三幸太郎さんは知りませんが、残りのメンバーはその後も活躍しました。ヴォーカルの鈴木ヒロミツは俳優・タレントとして活躍しました。坂口良子主演のドラマ『アイちゃんが行く!』に出演していました。ドラム担当のスズキ幹治は鈴木ヒロミツも弟ですが、解散後は浜田省吾のプロデューサーをしていたようです。
特筆すべきなのはギターの星勝ですね。プロデューサーとして、アレンジャーとして大活躍しました。そのミュージシャンもRCサクセション、安全地帯、上田正樹、小椋佳、尾崎豊、甲斐バンド、来生たかお、中島みゆき、浜田省吾、薬師丸ひろ子、等等錚々たるメンバーです。その中でも井上陽水との関わりは早くから私も知っていました。井上陽水のデビュー・アルバムである『断絶』は星勝さんが作ったと言っても過言ではありません。その時はモップスも解散前でしたのでモップスが演奏にも参加していました。陽水の名盤『氷の世界』の全ての編曲を担当しているのですが、記念すべきA面の一曲目「あかずの踏切り」の作曲も星勝さんでした。すでにあった陽水の曲をロック調にしたのです。それでモップスもレコードにしているのです。
最後にもう一つ大事なことを述べておきます。作詞は阿久悠です。阿久悠さんの作詞家デビューはザ・スパイダースのデビュー曲「フリフリ」のB面「モンキーダンス」ですが、この「朝まで待てない」が本格デビューなのです。昭和の名作詞家阿久悠さんの出発はグループサウンズだったのですね。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2020/06/08 18:33:14