手が震える

　将棋ブログです。
　今日は第70期王将戦挑戦者決定リーグの藤井聡太二冠VS羽生善治九段戦が行われました。新旧の天才同士の対戦で、将棋ファンなら見逃せないものでした。結果は羽生九段の勝利です。タイトル獲得１００期を目指す羽生九段にとっては幸先の良い勝利でした。藤井聡太二冠には残念な結果に終わりましたがまだ初戦です。渡辺王将への挑戦者が誰になるかはまだまだわかりません。負けた藤井二冠も諦めてはいないでしょう。なにせメンバーが凄いのです。広瀬章人八段、豊島将之竜王（叡王）、藤井聡太二冠、永瀬拓矢王座、木村一基九段、佐藤天彦九段という錚々たるメンバーです。誰が挑戦してもおかしくありません。６戦全勝は考えられません。５勝１敗なら少なくてもプレイオフに残れそうです。場合によっては４勝２敗のプレイオフもありそうです。これからも目が離せません。
　藤井VS羽生の対局をテレビで観ていたのですが、終盤の詰みがある場面で羽生九段の手が震えるのを観ました。羽生さんの手が震えるのは勝ち筋が見えたときと言われています。詰みを読み切ったのですね。