
諏訪から松本に行く途中、どうしても日帰り入浴をしたくなった。塩尻のコンビニでネットを検索すると「田川浦温泉旅館」というのが出てきました。浴槽の写真の雰囲気が良かったのでそこに決めました。
塩尻市観光協会のサイトを主に見たのですが、そこには「受付時間 14:00~18:00(ご利用前に必ずご確認ください)」とありました。時刻は1時30分少し前でした。電話してみました。
「もしもし、今日は日帰り入浴は可能ですか?」
「大丈夫ですよ。」
「2時前に着いてしまいそうなのですが…。」
「もう入れますよ。」

土地勘はさっぱりありませんから、ナビを頼りに行くしかありません。先ほどのサイトを見ていて疑問に思っていたことがありました。温泉名が「みどり湖温泉(田川浦温泉)」とあったのです。どうして2つあるのでしょうか。
ナビ通りに行くと「みどり湖温泉」の看板がありました。そこから少し行くと湖がありました。これがみどり湖らしいです。

そこから少し行くとまた湖らしきものがありました。ここがみどり湖?先ほどよりも小さいですから沼でしょうか。

そこをさらに進むと建物が見えてきました。屋根の上に「田川浦鉱泉」の看板があります。ここが目的地のようです。

駐車場の入り口には「田川浦鉱泉」の看板があります。

駐車場には古い車と使われていないベンチがあります。そこには「みどり湖畔 湯元 田川浦鉱泉」とあります。

建物はザ!昭和です。昭和を生きてきたオヤジですが、入るのに少し怖じ気づいてしまいました。

受付です。中におじいちゃんがいました。
「先ほど電話したものですが…。」
「どうぞどうそ、ゆっくりしていってください。」
500円払って入ります。

浴室までけっこう距離がありました。

壁に温泉分析書が貼ってありました。年月日はS.44.1.25です(苦笑)

あらためて入ります。

脱衣所です。

こんな説明文がありました。
この鉱泉は宝永07年(1710年) にはあったようです。明治11(1878)年の開業したようです。

おおっ!これは素晴らしいです!温泉分析書には単純泉とありますが、とても複雑な湯です。薄茶色のにごり湯で、鉄分が多そうです。

小さい方が源泉浴槽です。泉温は18.9度です。とても冷たいです。浸かる勇気はありませんでした。浸かっておけば良かったなぁ…。

しっかりと遊ばせていただきました♪

帰ろうとすると若い男性がいました。あのおじいちゃんの孫なのか、従業員かはわかりません。
「すみません、ちょっと訊いてもいいですか?」
「はい、何でしょうか。」
「向こうにあった、大きい湖がみどり湖ですか?」
「はい、そうです。」
「すぐそこの湖は何というのですか?」
「田川浦湖です。」
フォトアルバム:「田川浦温泉旅館」(2020年11月4日)
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Posted at
2020/11/13 09:32:15