「ローリング30」(作詞:松本隆 作曲:吉田拓郎)、1978(昭和53)年発売された吉田拓郎のアルバム『ローリング30』のA面1曲目に収録されています。拓郎は32歳で私は20歳でした。このアルバムまで拓郎を追っかけていました。次の『Shangri-La』と『アジアの片隅で』は買いましたが、それまでほど夢中になって聴くことはありませんでした。社会人になってスナックでのカラオケに夢中になったからでしょう。
ローリング30 動けない花になるな
ローリング30転がる石になれ
この歌の主題とも言えるフレーズが繰り返し出てきます。まだ若かった私も「転がる石」の生き方をするんだと思っていました。でもそんな人生は送れませんでした。余生は身体より老けた心など持たないように心がけたいと思います。
作詞は松本隆ですが、Bob Dylanの影響を受けていますね。拓郎がディランの影響を強く受けたことは知られています。拓郎の影響を受けた私ですから、当然ボブ・ディランも聴きました。「Blowin' in the Wind」「The Times They Are a-Changin' 」「Like a Rolling Stone」走っています。「風に吹かれて」は弾き語りもしました。しかし英語が苦手なのでボブ・ディランもベスト盤を聞いたぐらいでした。英語の歌は頭に入ってきません。学生時代にもう少し勉強しておけば良かったと反省しています。
そんな私ですが、日本語はちょっと勉強しました。「他山の石」とは、誤ったり劣った他人の行動でも、自分の人格を磨いたり、反省の材料として取り入れるという意味です。他人事とは違うのです。ちなみに他人事も本来は「ひとごと」が正しい読みなんですよ。
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2021/03/25 18:22:29