
昨晩は「
カフェ・アラジン」に行ってきました。26日に散歩がてら行ったのですが、土曜日ということもあってか多くのお客がいました。座る場所もなかったので写真を撮っただけで、コーヒーは飲みませんでした。昨日は月曜日でしたので座れるだろうと考えたのです。雨も降りそうもありませんでしたしね。
9時頃着きました。10人ほどお客さんがいましたが、たまたま席が空いていました。アラジンのコーヒーを飲むのは
大震災の一週間後以来ですから10年以上が経っています。あの時は特別美味しいとは感じませんでした。昨日のコーヒーはとても美味しかったです。絶妙な苦さでした。マスターと話ができました。7月からは別の場所で営業できるようになったと言っていました。ホッとしました。
コーヒーを飲みながら口ずさんでいたのは「
コーヒーブルース」とこの歌でした。
「君に捧げるほろ苦いブルース」(作詞/作曲:荒木一郎)は、1975(昭和50)年に発売された荒木一郎のシングルです。受験勉強をしていた時に深夜放送から流れてきました。寂しく切ない曲です。根暗な高校生だった私の心に響いてきて、すぐに好きになりました。レコードは買いませんでしたが、B面の「ジャニスを聴きながら」も好きです。
1976(昭和61)年に千葉のアパートでラジオを聴いていると「あれ?」と思いました。それはアリスの「帰らざる日々」でした。「君に捧げるほろ苦いブルース」に似ているのです。「これは盗作では?」と思ったものでした。今ではインスパイアされたとかオマージュという言葉がありますからそう言っておきましょう。谷村新司はインタビューで影響を受けたと言っています。
「君に捧げるほろ苦いブルース」は君が亡くなった後の孤独感を歌っている歌だと思っていました。ところがこの「君」とは恋人ではなく飼い猫のことだというのをずっと後に知りました。「猫なの?」とちょっとガッカリしましたが、愛犬のケンが死んだときにこの曲が頭の中に流れてきました。
フォトギャラリー:「カフェ・アラジン」(2021年6月28日)
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Posted at
2021/06/29 12:00:03