
皆さん、こんにちは。足利は秋晴れです。午後になって少し雲が多くなってきました。
午前中の暑くならないうちに散歩してきました。真っ青な空を見ながら歩くのは気持ちが良いものです。木々の紅葉はまだ早いのですが、少しずつ色づいています。歩いていると汗ばんできます。それでも時折吹いてくる秋の風が体の熱を冷ましてくれます。風にそよぐ道ばたの秋桜を見ていると、もっと歩こうという気になりました。
今日も音楽ブログです。松本隆さんに風街に連れてってもらいましょう♪
「君は天然色」(作詞:松本隆 作曲:大瀧詠一 )は、1981(昭和56)年に発売された大滝詠一の7枚目のシングルです。アルバム『A LONG VACATION』にも収録されています。現在でも「ムーヴキャンバス」のCMソングに使われる名曲です。大瀧詠一の代表曲ですね。
『ロンバケ』も売れました。CD初のミリオンセラーです。当時は社会人になったばかりでした。CDは買いませんでしたが、テレビなどの多くのメディアで流れていました。このブログでは「
さらばシベリア鉄道」を紹介しています。
「はっぴいえんど」はメンバー間の音楽性の違いなどで解散します。松本隆はプロデューサーや作詞家として活動します。大瀧詠一はソロ活動を開始します。ナイアガラ・レーベルでの活動は一部の音楽好きには熱狂的に受け入れられましたが、知名度的にはまだまだ低いのもでした。レコード会社を移籍し、そろそろナイアガラサウンドの集大成のアルバムを作ろうという時に相棒に選んだのが松本隆でした。大瀧詠一はシンガーソングライターで作詞もしますが、この大事な作品は松本と作ろうと考えたのですね。ところが松本隆の妹が病気になり、その看病、そして死により詞を書く気力を失ってしまいます。松本隆は「作詞を降りる」と言いますが、大瀧詠一は「発売を延ばす。待つよ」と答えたのでした。
「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」というフレーズが好きだという人が多いです。これを恋人との想い出と受け取ってももちろん良いのですが、愛する妹さんとの想い出なんです。
『風街に連れてって!』では川崎鷹也がカバーしています。川崎鷹也は「よみがえれ!!あなたの青春 フォーク&ポップス!パート4」で初めて観ました。松本隆さんが褒めていました。調べたら栃木県出身でした。応援したいですね。
「君は天然色」は多くのミュージシャンがカバーしています。ユーチューブにこの人のカバーもありました。山下達郎はナイアガラ・レーベルに所属していました。大瀧詠一の音楽を一番理解していたミュージシャンかもしれません。
本曲のサウンドの凄さについては多くの人が言及しています。ユーチューブでも若い人が説明している動画があります。なかなか興味深いのですが、ここでは坂崎幸之助さんの説明を紹介しておきます。
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流行歌研究会 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2021/10/06 14:00:11