
私が温泉巡りを始めたのは15年ほど前からです。ドライブがてらに栃木や群馬の温泉を巡っていました。栃木県民なのですが群馬の温泉地の方が近いので群馬の温泉の方が多く浸かっています。数えてみると栃木県が97湯で群馬県が228湯でした。この数は施設の数だけです。お気に入りの「
半出来温泉 登喜和荘」などは18回も浸かっているので延べで数えると倍の400回は浸かっているのではないでしょうか。
それでもまだ浸かっていない温泉はまだまだたくさんあります。そんな一つが「松の湯温泉 松渓館」でした。温泉巡りを始めた当初から浸かりたいと思っていました。なぜ浸かれなかったのかというと日帰り入浴を受け付けていないからです。少しずつ泊まりでの温泉巡りも増やしてきました。2013年の夏に「
川中温泉 かど半旅館」に泊まりました。ここは「松の湯温泉」の近くにある温泉旅館です。次は「松の湯温泉」と思っていたのですが8年が経ってしまいました。

場所は私が温泉巡りをしていて初めて好きになった「川原湯温泉」の近くです。国道145号の旧道からこんな道で来ます。

この道をさらに上っていくと「
川中温泉 かど半旅館」があります。どちらも一軒宿です。

狭い駐車場に車を止めて外に出ると硫黄臭がします。嬉しくなります。配水管から流れ落ちる温泉です。

こんな階段を上ります。荷物を持って上がったらふらついてしまいました。情けないです。途中に見えるのは浴室入り口です。

ここで女将さんとご挨拶です。Wi-Fiが飛んでいます。

すぐ奥に廊下があります。電気は自動で点きます。「あやめ」と「ききょう」の2部屋があります。一番奥が御手洗です。

お部屋です。炬燵と石油ファンヒーターがあります。寒いですからね。

館内案内図が貼ってありました。ここではたと気づきました。ここは「あやめ」の部屋だと思っていましたが、「あやめ」と「ききょう」の両方なんですね。炬燵が置いてあるのが「ききょう」なのです。

夕食は「きく」の部屋です。こちらは6部屋あるのですが半分の3室を利用させてもらっているのは、考えれば贅沢なことです。
こちらは女将さん一人でやられているので、今は1組か2組しか受け入れていません。しかも人気ですからなかなか予約が取れないのです。それもなかなか泊まりに来られなかった理由です。

熱燗徳利をつまんで晩酌を始めます。お酒は地酒の「貴娘」でした。美味しかったですよ~♪

食レポは苦手ですし忘れたことも多いのですが紹介してみましょう。
豚しゃぶです。地元のやまと豚の肉だそうです。

イワナ?ヤマメ?

女将さん手作りの刺身こんにゃくです。これは酒の肴に最高でした。

煮込みうどんと天ぷらです。
田舎料理と謙遜していましたがどうしてどうして美味しいです。というか高級温泉旅館のこれでもかと言わんばかりの料理よりも私はこちらの方が好きです。

熱燗のあとは群馬の地酒「秘幻 本醸造 生原酒 しぼりたて」(浅間酒造)を呑みました。気持ちよく酔うことができました♪

お休みなさい。

朝食です。日本人の朝ごはんです。ご飯をおかわりしました~♪

のんびりと温泉に浸かってからチェックアウトしました。狭い駐車場です。入れるときは3回ほど切り返しをしました。
マァは名残惜しいのか女将さんと長い時間話をしていました。「また来ますね。」と約束してきたそうです。来年の夏あたりに来たいものですね。
フォトアルバム:「松の湯温泉 松渓館」の施設・料理(2021年12月13日14日)
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Posted at
2021/12/17 22:09:22