
「松の湯温泉 松渓館」は多くの温泉の達人たちに絶賛されています。それらのブログを見ては自分も浸かりたいと10年以上思い続けてきました。念願叶ってやっと浸かれました。チェックインは2時でした。部屋で女将さんに説明を聞いたりお話をしたりしました。温泉経営の難しさがあると言っていました。まだまだ頑張ってもらいたいものです。

右側の手紙は「鑛泉営業願」です。日付には「明治十八年」とあります。歴史がある温泉旅館なのですね。左手はお風呂の予約表です。今回は私たちだけですから関係ありません。

浴室へはいったん外に出ます。

浴室はいると暖簾が見えます。その横には温泉分析書がありました。
松の湯温泉の特徴はというとぬる湯です。温泉分析書には32.4℃とあります。泉質はカルシウム-硫酸塩温泉で、pH値は7.3です。無色透明で硫黄臭があります。

暖簾をくぐるとのすぐ右側に浴室へのドアがあります。開けると脱衣所です。

浴槽です。先人たちが紹介していたL字型の浴槽です。ここが唯一の浴槽です。露天風呂はありません。

入ってすぐが洗い場です。シャワーも一つしかありません。
四角の浴槽は加温ができます。左の源泉(加温)の量で温度調節ができます。右の源泉を飲んでみました。濃い感じがしましたが、甘くて飲みやすかったです。飲むのは自己責任です。

ぬる湯は苦手という人でも満足できるはずです。計ったわけではありませんが、この時が39℃くらいだと思います。

四角い浴槽の周囲のL字部分が源泉掛け流し浴槽です。

下のこの穴から源泉が湧いてきます。

体全体を沈めます。すると今まで聞こえていたオーバーフローの音がさらに大きく聞こえます。

あわてて写真を撮りに行きました(笑)

時折冷気が感じられます。見ると窓が開いています(苦笑)

浸かってしまえば大丈夫です。肌触りが柔らかい泡付き湯です。いつまでも浸かっていられます。なんだかんだ一時間以上浸かっていました。でも正直なところ寒くないと言えば嘘になりまあす。体と頭を洗っている間はとても寒かったです。すぐに加温浴槽に入りました。
動画でも紹介します。
フォトアルバム:「松の湯温泉 松渓館」の温泉(2021年12月13日14日)
ブログ:「松の湯温泉 松渓館」を独り占め!
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Posted at
2021/12/19 12:23:09